「イスラム国」に参加を図った日本人男性を拘束 トルコ軍警察

ISのメンバーと携帯電話で連絡を取り合っていた。

トルコ軍警察は3月22日、トルコ南部のガジアンテップで、過激派組織「イスラム国」(IS)に参加するためにシリアへ向かおうとしていた日本人男性(24)を拘束した。ISに参加しようとして、国外の治安当局に拘束された日本人は、今回が初めてとみられる。トルコ紙のヒュリエットなどが報じた。

報道によると、拘束された男性のイニシャルは「M.M」。ガジアンテップからシリアとの国境沿いにあるトルコ南部の都市カルカムシュに向けて移動中に軍警察に見つかり、取り調べをうけた。ISのメンバーと携帯電話で連絡を取り合っていたと話しているという。

トルコの通信社・ドーガンによると、男性は裁判所での書類作成のあと、国外退去処分になる見通し。

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