朝鮮日報によると、盧選手の姉がSNSで明らかにした。
2011年1~2月のカザフスタン冬季アジア大会で2種目、2011年3月のイングランド・シェフィールドでのショートトラック世界選手権では3種目で優勝するなど、韓国ショートトラックの次世代のエースとして注目されていた。2011年10月に中国・上海でのワールドカップで1500m、3000m、5000mで優勝し、うち2種目が現在でも世界記録となっている。
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しかし、2013年9月、ワールドカップ第1戦で別の選手と衝突し、左肩を負傷。検査で腫瘍が見つかった。翌年のソチオリンピック代表入りを目指し、痛みに耐えて練習を続けていたが、2014年1月の練習中に転倒して左ひざと肩を骨折。オリンピック出場を断念した。
その後の手術で、肩の腫瘍が悪性の骨肉腫だったことが分かり、肩甲骨の除去手術や抗がん剤による治療などを続けていた。
■骨肉腫
10歳代の男子に好発する悪性腫瘍。腫瘍細胞がみずから類骨や幼若な骨をつくる能力をもっており,原発性の骨悪性腫瘍中では最も頻繁に発生する腫瘍である。大腿骨下端,脛骨上端に発生することが多いが,血流によってしばしば肺にも転移する。