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ケイコ・フジモリ氏が首位で決選投票へ ペルー大統領選

2016年04月10日 20時26分 JST | 更新 2016年04月10日 22時39分 JST
ERNESTO BENAVIDES via Getty Images
Peru´s presidential candidate, Keiko Fujimori, casts her vote during general elections, in Lima on April 10, 2016 Almost 23 million Peruvians in Peru and abroad are expected to decide whether Keiko Fujimori, daughter of an ex-president jailed for massacres, should become their first female head of state in an election marred by alleged vote-buying and guerrilla attacks that killed four. / AFP / ERNESTO BENAVIDES (Photo credit should read ERNESTO BENAVIDES/AFP/Getty Images)

南アメリカのペルーで4月10日(現地時間)、大統領選挙の投票が締め切られ、現地の出口調査によるとアルベルト・フジモリ元大統領の長女ケイコ・フジモリ氏(40)が首位に立った。ロイターなどが報じた。ただし、当選に必要な有効票の過半数を集めるには至らず、2位候補と共に6月5日の決選投票に進む可能性が高いとみられる。

現地の調査会社IPSOSによると、ケイコ氏が37.8%で首位に立った。閣僚経験が豊富で経済界の支持が厚いペドロ・クチンスキー元首相(77)が20.9%、急進左派の女性議員ベロニカ・メンドサ氏(35)が20.3%だった。ケイコ氏との決選投票は、この2人のいずれかになる見込みだ。

NHKニュースによると、最終的な開票結果は日本時間の12日以降に発表される予定だ。

■ケイコ・フジモリ氏とは?

ケイコ氏は、1990年から10年にわたって大統領を務めたアルベルト・フジモリ氏を父に持つ日系3世。父の現職時代には19歳からファーストレディー役を務め、一緒に各地を回った。現在は最大野党フエルサ・ポプラルの党首で、ウマラ現大統領に決選投票で敗れた2011年に続き、2度目の出馬となる

アルベルト氏は在任中に経済改革や貧困対策などを強化。1996年の日本大使公邸人質事件では強いリーダーシップを発揮したが、「汚職」や「独裁」といった負のイメージも強く、現在は虐殺事件の人権侵害罪で禁錮25年の刑に服している。父の功罪を巡る評価が、ケイコ氏の勝敗の行方を左右しそうだ。