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山岸章さん死去 「連合」初代会長、非自民連立政権の成立に動く

2016年04月15日 21時06分 JST | 更新 2016年04月15日 21時06分 JST

労働組合の中央組織、日本労働組合総連合会(連合)の初代会長を務めた山岸章(やまぎし・あきら)さんが4月10日、老衰のため死去した。86歳。NHKニュースなどが伝えた。

金沢逓信講習所を卒業後、郵便局員となって労働運動に入る。旧電電公社(現・NTTグループ)労組の全電通書記長から1982年に委員長となり、政府が進める電電公社のNTTへの民営化について、政府との労使交渉の前面に立った。

1989年11月、旧社会党に近い旧総評系の労働組合を中心に、官民の労組を統合する形で結成された労働組合「連合」の初代会長に選出され、組織人員800万人を抱える世界3位(当時)の労組の中央組織を1994年8月まで率いた。

野党主導の政界再編を狙っていた小沢一郎・元自民党幹事長らと連絡を取り合い、1993年に野党各党をまとめて非自民連立政権の細川内閣成立を主導するなど、政界と緊密な関係を結ぶ労働運動の指導者として知られた。

退任後も旧民主党の結成に協力するなど、政界にも影響力を保ち続けた。

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