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北朝鮮の地下鉄、全区間に乗ることを許された観光客の記録(動画・画像)

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これまでに謎に包まれていた北朝鮮の地下鉄。今回、全線に乗ることを許された外国人観光客が内部を撮影したことにより、その一部が明らかになった

ギズモードによると、2014年まで北朝鮮を訪れる旅行者のほとんどは同国の極めて厳しい規制のために、平壌地下鉄のうちの2つの駅の間しか移動することを許可されていなかったそうだ。しかし経験豊富な旅行者でブロガーでもあるオーストラリア出身のエリオット・デイビス氏は、この世界で最も地下深くにあると考えられている平壌地下鉄に乗って、全ての駅を移動することを許可された。デイビス氏は今回の旅の様子を自身のブログ、「アース・ナットシェル」に掲載した。

「この地下鉄は驚くほど静かだった」と、デイビス氏はハフポストUS版に話した。

「最初に、地下鉄が清潔なことに気が付きました」とデイビス氏。「汚れも全く無く、落書きもありません。不気味なほど静まり返る中、昔ながらの拡声器から北朝鮮の革命歌が流れていました」


Elliott Davies/Earth Nutshell

通勤客は地下鉄の駅でエスカレーターに乗る。この地下鉄は街の下の、非常に地下深くに建設されているからだ。「電車のプラットフォームに辿りつくまで、4分近く下に降りました」とデイビス氏がブログに書いている。「そして、廊下は厚手の高炉ドアで守られているのです」


Elliott Davies/Earth Nutshell

この平壌地下鉄は非常に広いのだが、100メートル以上も地下にあるのですこし奇妙だ。デイビス氏によると、栄光(ヨングァン)駅はかすかに灯りが灯る中、巨大な壁画と豪華なシャンデリアで飾られていたとのことだ。


Elliott Davies/Earth Nutshell

デイビス氏は、訪れた地下鉄のプラットフォームは混雑していたが、非常に静かだったとハフポストUS版に話した。「スマートフォンがなかったら落ち着かなかったと思います。周りの人たちは何もない空間を見つめるか、私を変な外国人観光客だと見つめるしかありませんから」


Elliott Davies/Earth Nutshell

駅のディスプレイに掲示された労働新聞を読む2人の通勤客。


Elliott Davies/Earth Nutshell

北朝鮮で運行している列車の車両は、元々は東ドイツで使われていたものだとBBCが伝えている。デイビス氏によるとそれぞれの駅の壁画には「農業」のようなテーマがあり、それぞれの駅には革命を連想させるような、栄光、赤い星、勝利などの名前が付いているという。


Elliott Davies/Earth Nutshell

「駅の壁画に描かれている人たちの満面の笑顔と、実際の人々の表情が非常に対照的でした」とデイビス氏。「今回の地下鉄の旅で、私は笑顔の人は一人も見なかったと思います。ただそれは、文化の面が大きいのかも知れません。またそもそも、地下鉄での移動が楽しい人なんているでしょうか」


Elliott Davies/Earth Nutshell

地上から地下鉄に入る通勤客。「平壌の通りは全く汚れておらず、街の中にはゴミひとつ無かったように思います」とデイビス氏はブログに書いている。そして公開された写真からすると、汚れていないのは地下鉄の駅も同様のようだ。

この他のデイビス氏の旅の写真は、彼のブログFacebookページから閲覧が可能だ。

H/T Gizmodo

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この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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