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BBC記者を北朝鮮当局が拘束・国外退去 指導部、報道に不満か

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BBC
拘束を封じるBBCのサイトより | BBC
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イギリスの公共放送BBCは5月9日、北朝鮮で取材をしていたBBCの記者が報道をめぐって北朝鮮当局に一時拘束され、カメラマンら2人と共に国外退去処分を受けたと伝えた。

BBCによると、拘束されたのは東京特派員のルパート・ウィングフィールドヘイズ氏。同氏は6日、取材スタッフ2人と平壌空港から出国する直前に身柄を拘束され、約8時間にわたって当局の取り調べを受けた後に文書に署名させられたという。

ウィングフィールドヘイズ記者ら3人は、36年ぶりとなる朝鮮労働党大会に先立ち平壌入りしていた。平壌での生活のさまざまな側面に関する報道に、北朝鮮指導部は不快感を示していたという。

追放の理由は不明だが、時事ドットコムは次のように報じた。

同氏のチームは先週、ノーベル賞受賞者らと北朝鮮入り。金日成総合大学での受賞者と学生らのやりとりのほか、遊園地や小児病院の様子を報じていた。病院では「すべてお膳立てされているようだ。本物の医者もいない」などとリポート。英メディアによると、金正恩第1書記に直接言及した報道もあったという。
 
BBC記者、北朝鮮で拘束=指導部が報道に不満か:時事ドットコムより 2016/05/09 17:45)

BBCの広報担当者は「ウィングフィールドヘイズ記者が報道した内容について、北朝鮮政府が不快とし、記者と取材チームを国外退去させたことを非常に残念に思う」と述べた。

AP通信によると、北朝鮮高官はBBCの報道が事実をゆがめ「国の組織と指導者を中傷した」と語った。今後、この記者の北朝鮮への入国を許可しないという。

平壌では朝鮮労働党大会が6日から開かれていて、日本や欧米などから100人を超える取材団が現地入りしている

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北朝鮮・朝鮮労働党大会が開かれた平壌(2016年5月6日)
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