Huffpost Japan

韓国の加湿器殺菌剤事件、元代表ら4人逮捕【家の中のセウォル号事件】

投稿日: 更新:
RECKITT BENCKISER
YONGIN, SOUTH KOREA - MAY 06: Kwon Mi-ae, mother of Lim Seong-joon, 13, who is suffering from chronic lung disease, comforts him after he was feeling a light nausea while at their home on May 6, 2016 in Yongin, South Korea. His mother bought a humidifier sterilizer called 'Oxy Humidifier on Duty' back in 2003, and used the product with a humidifier for more than a year, subsequently damaging the lungs of Seong-joon. Seong-joon has gone through operations and now is living off of an oxygen tank 2 | Jean Chung via Getty Images
印刷

韓国で販売された加湿器の殺菌剤により200人以上の死傷者が出た、いわゆる「家の中のセウォル号」事件で、ソウル中央地方検察庁は5月14日、殺菌剤を製造・販売したイギリスに本社を置く「レキット・ベンキーザー」社韓国法人の元代表ら3人と別の会社の代表1人を業務上過失致死傷の疑いで逮捕した。朝日新聞デジタルなどが報じた。この問題で関係者が逮捕されたのは初めて。
NHKニュースによると、この問題は、2001年から2011年に韓国で販売された、加湿器に使用する殺菌剤に含まれてていた殺菌剤によって、乳児らが被害を受けたもの。韓国政府は、被害者は221人でそのうち95人が死亡したと発表している。
2016-05-04-1462323128-3370261-.png
韓国で販売されたオキシー・レキットベンキーザー社の加湿器殺菌剤


およそ10年間にわたって有害な化学物質、PHMG(ポリヘキサメチレングアニジン)入りの殺菌剤が販売されていたにもかかわらず、対応を怠った政府に対する批判の声も高まっている。こうした政府の不作為を、修学旅行中の高校生ら300人以上が犠牲になった旅客船セウォル号の沈没事故になぞらえ、韓国では「家の中のセウォル号」とも呼ばれている。

【関連記事】
Close
韓国「加湿器殺菌剤」被害者の遺品
/
シェア
ツイート
AD
この記事をシェア:
閉じる
現在のスライド