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「歴史を繰り返さないという決意を確かに」 原爆投下機の乗員の孫、オバマ氏の広島訪問で語る

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ARI BESER
HIROSHIMA, JAPAN - MAY 27: U.S. President Barack Obama gives a speech during his visit to the Hiroshima Peace Memorial Park on May 27, 2016 in Hiroshima, Japan. It is the first time U.S. President makes an official visit to Hiroshima, the site where the atomic bomb was dropped in the end of World War II on August 6, 1945. (Photo by Atsushi Tomura/Getty Images) | Ari Beser
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広島と長崎に原爆を投下した爆撃機「エノラ・ゲイ」、「ボックス・カー」に搭乗した祖父を持つアリ・ビーザーさんは、オバマ大統領の広島訪問を平和記念公園近くで迎えた。

ビーザーさんは、ハフポスト日本版にオバマ大統領の訪問について以下のような感想を寄せた。

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オバマ大統領が、(平和のために)自分たちの認識を変えることが最も重要であるという私の信念を改めて確信させてくれました。

私たちはみんな、地域ごとにそれぞれの偏見を持っていますが、それは内側に押しとどめておかなくてはいけません。

私たちはみんな、彼が言ったように平等に生まれてきた存在であること、そして過去は変えられないものだということを受け入れなければいけません。

報復や復讐の感情を捨てて、私たちは前に進まなければいけないのです。

私たちはみんな過去を洗い流し、一生この戦争を忘れない、そして歴史を繰り返さないという決意を確かなものにしないといけないのです。

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ビーザーさんは、アメリカボルティモア出身の28歳。2011年、祖父の足跡を辿る本を執筆するために来日した。
現在は、雑誌「ナショナル・ジオグラフィック」とフルブライト奨学金制度から助成を得て、原爆投下70年目と福島県原発事故5年目の取材を続けている。多くの被爆者に取材した記録を「ブログドキュメンタリー」として無料公開する予定だ。

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