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ケイコ・フジモリ氏、クチンスキ氏と大接戦に ペルー大統領選の決選投票【UPDATE】

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KEIKO FUJIMORI KUCZYNSKI
ケイコ・フジモリ氏(右)と、クチンスキ元首相 REUTERS/Mariana Bazo | Mariana Bazo / Reuters
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(UPDATE 2016/06/07 07:55)

アルベルト・フジモリ元大統領の長女ケイコ・フジモリ氏(41)とクチンスキ元首相(77)の一騎打ちとなった南米ペルーの大統領選挙の決選投票が大接戦となっている。選管当局が6月5日午後9時(日本時間6日午前11時)に発表した最初の開票結果を、南米のテレビ局「テレスール」などが報じた。

それによると開票率36.1%の時点で、クチンスキ氏の得票が50.58%、ケイコ氏が49.42%の僅差でどちらが勝つか予断を許さない状況になっている。その後、日本時間午後5時時点での同社の報道によると、開票率80%の時点ではクチンスキ氏が50.82%、フジモリ氏が49.17%。接戦が続くが、クチンスキ氏がやや優勢を維持している。

日本時間7日午前6時50分のNHKニュースによると、開票率94.2%の時点で得票率は、クチンスキー氏が50.28%、ケイコ・フジモリ氏が49.72%となっていて両候補の差は僅か0.56ポイント、票数にして約9万票で差が詰まってきているという。

朝日新聞デジタルによると、6日朝(日本時間6日夜)までには大勢が判明する見込みだったが、接戦のため時間がかかっている。

産経ニュースによると、4月の第1回投票では約40%の得票率で、他候補を大きくリードしていたが、決選投票の選挙戦ではクチンスキ氏に「反フジモリ」票がまとめて流れた。治安対策や中小企業支援などを訴えるケイコ氏の支持層には低所得者が多いのに対し、クチンスキ氏は世界銀行出身で首相以外にも複数の閣僚経験があり、富裕層に好まれているという。


■ケイコ・フジモリ氏とは?

ケイコ氏は、1990年から10年にわたって大統領を務めたアルベルト・フジモリ氏を父に持つ日系3世。父の現職時代には19歳からファーストレディー役を務め、一緒に各地を回った。現在は最大野党フエルサ・ポプラルの党首で、ウマラ現大統領に決選投票で敗れた2011年に続き、2度目の出馬となる

アルベルト氏は在任中に経済改革や貧困対策などを強化。1996年の日本大使公邸人質事件では強いリーダーシップを発揮したが、「汚職」や「独裁」といった負のイメージも強く、現在は虐殺事件の人権侵害罪で禁錮25年の刑に服している。父の功罪を巡る評価が、ケイコ氏の勝敗の行方を左右すると見られている。

フジモリ氏が当選すればペルー初の女性大統領になり、親子2代の日系大統領が誕生する。

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