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セウォル号、船体引き揚げ作業を開始 韓国で304人死亡・不明の沈没事故から2年

2016年06月12日 18時42分 JST | 更新 2016年06月12日 18時42分 JST
JUNG YEON-JE via Getty Images
A giant offshore crane is seen near the site of a capsized ferry at sea off Jindo on April 18, 2014. South Korean divers renewed efforts on April 18 to access a capsized ferry in which hundreds of schoolchildren are feared trapped, as the grief and frustration of anguished parents gave way to anger and recrimination.AFP PHOTO / JUNG YEON-JE (Photo credit should read JUNG YEON-JE/AFP/Getty Images)

韓国で295人が死亡、9人が行方不明となった2014年4月の大型旅客船「セウォル号」沈没事故から2年余り。行方不明者捜索のため、船体を引き揚げる重要作業が6月12日午後、始まった。韓国海洋水産省が明らかにした。

聯合ニュースによると、この日午後2時に始まったのは引き揚げのための船首持ち上げ作業。セウォル号の船首を5度(高さ10m)持ち上げ、船体の下に持ち上げ用のリフティングビームを設置する。そのビームにワイヤー92本を結び、クレーン船に取り付けて船体を引き揚げ、半潜水状態で待機している「フローティングドック」に載せる。フローティングドックは2〜3日かけて徐々に浮上し、この時点でセウォル号が沈没後初めて、海上に姿を現すことになる。

セウォル号を載せたフローティングドックは、タグボートに牽引されて木浦新港に移送され、陸上に引き揚げて消毒・防疫をした後、行方不明者の捜索作業が始まる。

海洋水産省は、当初、この工程を5月28日に開始する予定だったが、技術的な問題が生じたため、約2週間延期していた。海洋水産省は、天候に恵まれ作業が順調に行われた場合、7月末ごろにすべての引き揚げ作業を終えることができるとしている。


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