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EU離脱派の前ロンドン市長、ラジオ番組で「経済が崩壊したら謝罪する」

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EU離脱(ブレグジット)の賛否を問う国民投票が6月23日に迫る中、離脱派のリーダー、ボリス・ジョンソン前ロンドン市長はロンドンのラジオ局「LBC」の番組で、EUを離脱したらイギリス経済が崩壊するという警告に、「そのようなことが起きるとは思えません」と反論した。

ジョンソン氏はまた、「ブレグジットで経済が崩壊したら謝罪する」とも述べた。

ジョンソン氏の発言は、著名な投資家ジョージ・ソロス氏がイギリスのEU離脱によって、1990年代の「ブラック・フライデー」のような景気後退が再び起きると警告を発したことを受けてのもの。

ソロス氏はガーディアン紙への寄稿の中で、EU離脱でポンドが暴落し、イギリスの雇用と財政に深刻な懸念がもたらされると述べていた。

ジョンソン氏は、食品や衣料など生活必需品の価格が上がるという警告に対しても、「そのようなことは起こらないだろう」と述べた。

電話によるラジオリスナーからの質問コーナーで、ジョンソン氏は、「もし経済が破綻したら、謝罪しておとなしくしているか」と聞かれた。

これに対し、「はい、そうしましょう。そのようなことは起こるとは思っていませんから」と答えた。

司会のニック・フェラーリ氏が割って入り、「ブレグジットの結果、経済が地を這うような低迷をしたらテレビに出演されて頭を下げるのですか?」と尋ねた。

ジョンソン氏は、「私はそのようなことが起きるとは思っていません。私が考えているのは、いま起きていることだけです」と答えた。

さらに念を押されたジョンソン氏は改めて、「もちろん、何事にも謙虚でありたいと思っています」と述べた。

ジョンソン氏は、EU離脱の是非を問う場合の良い判断基準として、金融市場の投資家ではなく、雇用を創出する立場の電気掃除機メーカー「ダイソン」の創業者で投資家のジェレミー・ダイソン氏や農機メーカーJCB会長のアンソニー・バンフォード氏などの意見が参考になると語った。

また、ジョンソン氏は、EU残留キャンペーンを支援するために、政府が企業寄りになっているとの批判も展開した。

「まるで脅すかのような残留キャンペーンが企業経営者に与えているプレッシャーは計り知れないものがあります。企業の見解をはっきり言えないようにしているのです。企業関係者の誰もが、政府との関係を良好に保ちたいと考えているのです」

ハフポストUK版より翻訳・加筆しました。

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