『くまみこ』アニメ最終回に原作者が苦言 「あの発言は、酷いなあ」

6月19日にTOKYO MXなどで放送されたTVアニメ「くまみこ」最終回の描写について、原作者の吉元ますめさんが公式ブログで苦言を呈した。
KADOKAWA

6月19日にTOKYO MXなどで放送されたTVアニメ「くまみこ」最終回の描写について、原作者の吉元ますめさんが公式ブログで苦言を呈した。

吉元さんは、アニメ版の脚本について「プロだから、お任せしました」とした上で、「原作ファンとして感想を言わせて貰えれば、よしおのあの発言は、酷いなあと思っています」と、22日までに記述した。(現在は削除されている)

吉元ますめさんの記述のスクリーンショット

■「くまみこ」最終回の問題のシーンとは?

「くまみこ」の原作は、吉元さんが「月刊コミックフラッパー」で連載中の漫画。東北地方の架空の山村「熊出村」を舞台に、熊を奉る神社に巫女として仕える女子中学生の「まち」と、人間の言葉をしゃべるヒグマの「ナツ」の交流を描いている。

アニメ版最終回の第12話「決断」では、まちの従兄弟で村役場職員の「良夫」の奨めで、仙台市内でご当地アイドルコンテストに出場する内容。原作にはないシーンが追加され、良夫が以下のように話していた。

「熊出村の昔話、ひーこも知ってるよな? 娘を生け贄として差し出していたって話さ。それってさ、現代に置き換えたら巫術を持った娘巫女のことだと思わないか? あいつには酷だけど、マジに村の代表として、みんなの為に頑張って欲しいんだよ」

主人公の「まち」を、村のために犠牲にしようとするとも見られる台詞だけに、視聴者の間では戸惑いが広がっていた。

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