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アルビン・トフラー氏が死去 「第三の波」で情報化社会を予言

2016年06月29日 22時57分 JST | 更新 2016年06月29日 23時10分 JST
Jo Yong hak / Reuters
Author and futurist Alvin Toffler delivers a speech to South Korean high school students during a meeting at Posung high school in Seoul June 4, 2007. REUTERS/Jo Yong-Hak (SOUTH KOREA)

「第三の波」などのベストセラーで知られるアメリカの未来学者、アルビン・トフラー氏が6月27日、ロサンゼルスの自宅で死去した。87歳だった。トフラー氏らが創設したトフラー・アソシエイツが29日、公式サイトで発表した

トフラー氏は1928年、ニューヨーク生まれ。ニューヨーク大学在学中に知り合ったハイジさんと結婚後、溶接工を経て、ジャーナリストの道に進み、「フォーチュン」誌の記者などを務めた。

1980年に出版された「第三の波」で農業革命、産業革命に続く、「情報革命」が起きると主張した。インターネットが普及する約20年も前に、情報化社会の到来を予見していた。「世界で最も有名な未来学者」(英フィナンシャル・タイムズ紙)と称賛されている

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「第三の波」のペーパーバック


■サブカルチャーへの影響も

トフラーの論考は、現代のサブカルチャーにも影響を与えている。テクノミュージックの創始者の一人であるホアン・アトキンスは、自身の音楽を「テクノ」と呼んだ理由について、トフラーの「第三の波」に出てくる「テクノレベル」という造語からインスパイアされたと、1994年のWIREDのインタビューに答えている。

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