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キアロスタミ氏が死去 世界的な映画監督 「桜桃の味」「オリーブの林をぬけて」など

2016年07月04日 20時41分 JST | 更新 2016年07月04日 21時04分 JST
AFP via Getty Images
Filmmaker Abbas Kiarostami attends the 5th Gulf Film Festival in Dubai on April 16, 2012. The festival screened the 'Cherries of Kiarostami' which was a collaboration of 39 filmmakers from the UAE and the wider region who made short films under the personal guidance of Kiarostami during a 10-day master-class hosted by the Iranian filmmaker at Gulf Film Festival in 2011. AFP PHOTO / HOUDA IBRAHIM (Photo credit should read HOUDA IBRAHIM/AFP/Getty Images)

映画『桜桃の味』などで知られるイランを代表する世界的な映画監督、アッバス・キアロスタミ氏が7月4日、がんの治療のため訪れていたフランスのパリ市内で死去した。76歳だった。BBCなどが報じた。

キアロスタミ氏は、1940年生まれ。テヘラン大で映画を学んだ。ホメイニ師がパフラヴィー朝に代わる「イスラム共和国」の設立を宣言した1979年のイスラム革命の後も、多くの芸術家や作家が国を逃れるなか、キアロスタミ氏はイラン国内に留まり映画を撮り続けた。

1987年に、素人の子供を主人公にした「友だちのうちはどこ?」で注目される。その後、「そして人生は続く」「オリーブの林をぬけて」などでは、イスラムの厳しい社会と自然を詩的な映像で綴った。

作品のテーマは主にイランを中心とするものだったが、世界中の共感を呼んだ。1997年には、自殺の手助けをしてくれる人を探して回る中年男性を描いた「桜桃の味」が、カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを受賞した

ガーディアンによると、キアロスタミ氏は近年、政治事情からイラン国内での撮影の難しさを感じ、海外でも映画を製作。日本で撮影した日仏合作映画「ライク・サムワン・イン・ラブ」は2012年、カンヌ映画祭のパルムドールに再びノミネートされた

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