タレントの石田純一氏(62)が東京都知事選(7月31日投開票)の立候補を検討していることについて、日刊スポーツは8日、石田氏の義父で野球評論家の東尾修さんが「聞きたいことは分かるけど、何も答えられないよ」と話したと報じた。さらに、「出馬となれば応援演説も考えられるが『まさか』と、戸惑っていた」という。
石田氏は7日に東京・羽田空港で報道陣の取材に応じ、「いくつかの市民団体からオファーがあった。ただ何も決めていないので。期待されているのはうれしいのですが…」と述べた。妻でプロゴルファーの東尾理子さんからは結婚時には「政治はやめて」と言われ、今回の知事立候補については「やめてよね」と、まだ了承が得られていないと石田氏は述べた。
日刊スポーツは次のように伝えた。
関係者によると、参院選の1人区で自民党と対決する野党統一候補の環境整備に動いた「市民連合」が、出馬を打診。都知事選も、野党統一候補の枠組みで戦いたい野党の一部でも、擁立を模索する動きがある
石田はニュースキャスターの経験もあり、社会問題に関心が深い。昨年成立した安保関連法には反対を明言。集会で「戦争は文化ではない。この国は個別的自衛権で守れる」と発言、注目を集めた。
(石田純一が都知事選出馬検討 参院選翌日に態度表明 - 社会 : 日刊スポーツより 2016/07/08 08:17)
石田氏は東京都生まれ、早大商学部中退。1988年のフジテレビ系「抱きしめたい」などに出演し、“トレンディー俳優”として人気に。96年に「不倫は文化」と発言したと報じられ、話題となった。大学時代に1度結婚歴があり、88年に女優の松原千明さんと再婚したが99年離婚。2009年に東尾理子さんと再婚した。
サンスポによると、石田氏の父はNHKアナウンサーで報道番組の司会も務めた故・石田武さん。祖父の石田武太郎さんは中外商業日報(現・日経新聞)の記者で目黒区議も務めた。
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