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ロッテ不正疑惑、韓国の捜査が本格化 創業者の娘を逮捕、父子を出国禁止

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韓国の大手財閥・ロッテグループの不正疑惑の捜査が本格化している。

韓国のソウル中央地検は、ロッテグループ創業者の辛格浩(シン・キョクホ、日本名:重光武雄)総括会長(94)と、次男でロッテグループ会長の辛東彬(シン・ドンビン、日本名:重光昭夫)会長(61)を、韓国から出国禁止処分とした。7月8日、聯合ニュースが報じた。

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辛格浩(重光武雄)総括会長

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辛東彬(重光昭夫)会長

武雄氏と昭夫氏の父子は、ロッテグループの系列会社から毎月300億ウォン(約26億円)の資金を給与・配当金の名目で得ているが、検察は一部に不明朗な資金が含まれている可能性があるとして、横領や背任の疑いで捜査している。

その手法として韓国メディアが指摘しているのが、海外の系列会社を取引に関与したように見せかけて中間利益を水増しする方法で、聯合ニュースは、石油化学企業のロッテケミカルが海外から原料を輸入する際、日本の「ロッテ物産」を仲介させる手法を代表例として紹介している。

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辛英子氏。2013年4月撮影

また、7日にソウル中央地検は、武雄氏の長女の辛英子(シン・ヨンジャ)ロッテ奨学財団理事長(74)を、背任収財などの容疑で拘束(逮捕)した。昭夫氏とは異母きょうだいにあたる。

京郷新聞によると、辛氏は、系列のロッテ免税店に入店を希望する化粧品会社などから依頼を受け、30億ウォン(約2億6000万円)の賄賂を受け取った疑いが持たれている。韓国では、公務員か民間かを問わず、任務に絡む不正な資金の授受は禁止されている。また、自身が実質的に経営する会社に3人の娘を架空に登記するなどの手法で、給与名目で約40億ウォン(約3億5000万円)を受け取ったことが横領容疑にも問われている。

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