改憲4党、3分の2うかがう情勢【参院選】

非改選議席も含めて憲法改正の国会発議に必要な3分の2に迫る勢いと報じている。
The national diet building of Japan
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ULTRA.F via Getty Images

参院選は7月10日、午後8時に投票が締め切られた。朝日新聞デジタルなどは出口調査を元にした、各党の獲得議席を推計し、憲法改正に前向きな自民党、公明党、おおさか維新の会、日本のこころを大切にする党を合わせた「改憲4党」で78議席をうかがう情勢で、非改選議席も含めて憲法改正の国会発議に必要な3分の2(162議席)に迫る勢いと報じている。

朝日新聞デジタルによると、改憲に前向きな4党の推計議席数は以下の通りで、合計70〜88議席を獲得する可能性がある。

自民 52〜63議席

公明 11〜15議席

おおさか維新 7~9議席

こころ 0~1議席

また、それ以外の政党の情勢は以下のとおり。

民進 24~33議席

共産 5~11議席

社民 1議席

生活 0~1議席

改革 0議席

諸派 0~1議席

無所属 3~6議席

■ウェブアンケートも

一方、株式会社ドワンゴとLINE株式会社が共同で実施したウェブアンケートの結果も7月10日に発表された。調査の結果、改憲に前向きな4党と与党系無所属を合わせて合計74議席獲得と推測している。

アンケートはドワンゴの「ニコニコアンケート」を使用し、両サービスのユーザーを対象に行われた。参院選の公示前後と投開票日当日にウェブアンケート調査を計3回実施し、取材情報を加味して独自の分析を行ったという。

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