蓮舫氏、都知事選への出馬は「ありえません」 当確後のインタビューでバッサリ(動画)

選挙事務所でハフポスト日本版のインタビューに応じた。
Kei Yoshikawa

7月10日投開票された参院選で、民進党の蓮舫代表代行が東京選挙区で3回目の当選を確実にした。東京・南青山の選挙事務所には多くの報道陣や支援者が詰めかけた。ハフポスト日本版では、夜8時の投票締め切りから蓮舫氏の選挙事務所の様子をFacebook Liveで生中継した。

※再生できない方はFacebookアプリ でご覧ください。

参院選公示前に東京都知事選出馬が取り沙汰されて注目を集めた蓮舫氏だが、当確後にハフポスト日本版のインタビューに応じ、都知事選の出馬について「ありえません」と明確に否定した。インタビュー内容は以下のとおり。

――憲法改正に前向きな4党が3分の2を伺う情勢だと報道されている。この情勢下での憲法改正について、どう考えるか。

どんな情勢であっても、国民から「変えてくれ」という声が上がるのが大前提ですので、この姿勢は変わりません。

――民進党は「まず、3分の2をとらせない」をスローガンにしていた。ただ民進党の中には、憲法改正を唱える人もいる。この矛盾、有権者にはどう説明するか。

基本的には、我々も憲法を「一文字も変えてはいけない」とは言っていません。例えば時代によって、環境権を入れてくれとか財政規律を守ってほしいという条文を入れてくれとか、わが党の中にもいろいろな声がある。ただそれを言うのは権力者ではなくて、国民から声が出てくるときに我々はしっかり答える。決して矛盾していないと思います。

――今回の参院選では、国政選挙で初めて18歳選挙権が導入された。若者のためにどんな政策をやるか。

今までもそうですが、選挙だからといって若者のために…ということは特にありません。ただ私たちは、学生の人たちが奨学金という借金を背負って学ばなけれないけない環境はおかしいから、無利子の給付金や、最終的には給付型の奨学金、あるいは若い人たちに近い部分でいうと待機児童の問題とか女性が働きながら子育てができる環境の整備とか、いままでもこれからもしっかりと提案していきます。

――選挙権同様に、被選挙権の引き下げはしたほうが良いと思うか。

私たちは「国民との約束」で被選挙権を下げるというのは公約でも掲げています。

――ウルトラCで都知事選への出馬があるのではという一部報道も。都知事選への出馬は本当にないか。

ありえません。

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