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難民の子供たちは、ギリシャ警察の虐待と拷問で心身ともに深い傷を負っている

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2015年11月5日、難民の子がギリシャのレスボス島にあるモリア難民キャンプの金属フェンス脇に立っている。このキャンプには12歳から17歳の子供たちが92人収容されているという。

医療ボランティアNGO「世界の医療団」は、ギリシャの難民キャンプで現地の警官たちがキャンプの子供たちを集め、暴行を加えたと告発した。

今回告発されたのはギリシャのレスボス島にあるモリア難民キャンプで、現在12〜17歳の子供たちが92人収容されている。「世界の医療団」によると、6月23日、地元警察の警官がモリアキャンプで1人の子供を殴った。他の子供たちが医師を投げて抵抗すると、警官は子供たちを脅したという。

警察はその後パキスタン人の子供12人に手錠をかけ、レスボス島の警察署へ連行し、子供たちは数時間拘留された。

「子供たちは終始床に膝が触れない状態でひざまづく体勢で座らされた。疲れたり寝不足のため姿勢を変えると、警官たちは水の入った瓶でその子供を殴った」と、「世界の医療団」は報告している

後日、「世界の医療団」の医師がそ子供たちを診察したところ、子供たちはショック状態にあり、体の外傷とうつの症状が見られたという。子供たちは再検査のために地元の病院へ移送された。

「世界の医療団」は警察の虐待と拷問を糾弾し、追求調査を求める文書をギリシャ政府のヤニス・ムザラス移民政策担当相へ送った。

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ローマ教皇フランシスコが2016年4月16日、ギリシャのレスボス島にあるモリア難民キャンプの移民や難民の子供たちを訪問する。

人道保護団体はギリシャの難民キャンプの状態を「嘆かわしい」と述べ、収容者たちの身体的、心理的な健康状態について懸念を表明している。6月には、モリア難民キャンプにいる難民同士の小競り合いで火災が発生し、支援者たちの懸念を裏付ける形となった。

「世界の医療団」はギリシャの関係当局に、キャンプに住む子供たちの人権を擁護し、暴力から守るよう呼びかけた

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると2016年現在、ギリシャに入国する難民・移民の38%は子供だという。そしてその多くが単独で入国している。故郷の家で、あるいはヨーロッパへの危険な道中で家族を失ったためみられる。あるいは家族がその子供以外の人間をヨーロッパへ送り出す金銭的余裕がないケースもある。

家族の同伴がない未成年者の難民たちは無数の危険に遭遇し、長距離を歩き、海を渡って旅する間に身体的・心理的な深い傷を受けることになる。時には非道な人身売買や密売人の餌食になることもある。2015年には、身寄りのない8万8300人の子供たちがEU各国に亡命を求めてきた。2016年4月の段階では2460人の亡命申請があり、申請者全体の2.4%にすぎなかった。

現在はEU・トルコ難民協定の一環として、地中海東部の難民流入を制御するため、移民・難民は登録作業が完了するまでギリシャ政府管轄の少年収容所に収容されている。しかし、支援団体やボランティアたちはそれらの収容所の状態を非難している。

ハフポストUS版より翻訳・加筆しました。

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