Huffpost Japan

基本的人権の制限、テロ対策に必要? 宮家邦彦氏ら議論【東京オリンピック】

投稿日: 更新:
KUHIKO MIYAKE
参院平和安全法制特別委員会で参考人として意見を述べる立命館大学の宮家邦彦教授=8日午後、東京・国会内(2015年9月8日) | 時事通信社
印刷

7月17日に放送されたフジテレビ系列番組「新報道2001」で、2020年の東京オリンピックのためのテロ対策として、基本的人権の制限が必要がどうかが議論された。出演したキヤノングローバル戦略研究所の宮家邦彦研究主幹が「今までのやり方では絶対に不可能。そこは考えなきゃいけないと思います」と述べ、議論が必要だと強調した。

宮家氏は「もちろん基本的人権は大事ですから、それを制限するというより、基本的人権で許される枠の中で、公共の安全のために福祉のために、ある程度の義務を負わなければならないと思うんです」と問いかけた。

これに対して、前鳥取県知事の片山善博・慶応大教授は「基本的人権を極端に制限することに繋がらないような、技術とか情報を駆使して、犯罪を抑止するってことは私は大いにやったらいいと思うんですね」とした上で、「基本的人権をかなり制限するってことは、よほど慎重でないといけないと思います。日本の場合には、一旦制約したものが、非常時に制約したものが日常化するっていう懸念があるわけですよね。だからそれをよく念頭において、できる範囲ていうのはかなり限られてくると思われます」と述べた。

また、フジテレビの平井文夫・上席解説委員は「一般の人を対象にある程度の基本的人権の規制があっても、ある程度、カメラをいっぱい作るなど監視社会にしないともたないと思うんですけど」と話した。

宮家氏はこれらの議論を受け、「誤解のないように申し上げますけど、私は基本的人権を制限しろと言ったんではないんです。どこの国だって、基本的人権を守ろうとしているんです。しかしながら、テロの脅威があれだけ強くなった時に、日本は海で守られているんですよ、ですからまだまだ、今までよかったんです。今後、世界、グローバルスタンダードのテロリストがやってくることを考えれば、やはり、今までのやり方では絶対に不可能だと思います。そこは考えなきゃいけないと思います」と持論を展開した。


▼画像集が開きます▼

Close
1896年オリンピックの様子
/
シェア
ツイート
AD
この記事をシェア:
閉じる
現在のスライド

訂正箇所を連絡