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「アートの戦士だ」女性100人のヌード撮影でトランプ氏指名の共和党大会に抗議

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AFP時事
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アメリカ人写真家のスペンサー・チュニック氏は、米共和党全国大会が開催されているオハイオ州クリーブランドで、現地時間の7月17日、女性のヌードに政治的な意思を込めた新たな写真作品を制作した。18日(現地時間)から行われている大会ではドナルド・トランプ氏が正式に共和党の大統領候補に指名される予定。

作品群は「Everything She Says Means Everything(彼女が言うことすべてが全てだ)」と題されている。参加の呼びかけに集まった肌の色が違う女性100人が、大会会場のスタジアムに向けて、鏡を持ってヌードでポーズをとっている。作品のサイトによると、1800人の女性が応募したという。

作品のサイトでは「女性達はアートの戦士だ。アート作品を通じて、共和党の中の人々から女性やマイノリティーに向けられた、屈辱的で抑圧的な言葉を跳ね返す」と説明。さらに「トランプ氏や(副大統領候補の)ペンス氏はヘイトを肯定する思想をアメリカ中に撒き散らした」とトランプ氏らのこれまでの言動を批判している。

AFP通信によると、チュニック氏は6月、トランプ氏がメキシコ人やアラブ人、女性ジャーナリストらに対して過激な発言を繰り返していることについて、「大統領選挙に憎しみの言葉が存在すべきではない」と述べ、「単に投票するだけでなく、何らかの行動をとらなくてはだめだと考えた。米国のアーティストたちは、選挙前に作品を制作し、発表すべきだ」とAFPの取材に語っていた。

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NHKニュースによると、会場周辺では抗議行動が行われている。また、大会に前回の大統領選で候補だったロムニー氏やブッシュ前大統領などは出席しなかった。さらに、トランプ氏に反発する代議員らがトランプ氏の指名手続きに異を唱え、議事運営が一時止まるなど共和党内部にも反発感情があることが改めて浮き彫りとなった。

チュニック氏は、1990年代以降、世界中さまざまな場所で大規模なヌードの人々の撮影会を70回以上行っている。撮影会では数百から数千の人々が服を脱いだ。「服を着ずに集合した個人の集まりは、新たな形へと変容する」とチュニック氏は語っている。

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