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クイーン「We Are the Champions」を「無断使用」し、煙の中から登場したトランプ氏に抗議

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クイーンが、自分たちの楽曲がまたしてもアメリカの共和党全国大会で無断使用されたことに失望したと、Twitterに投稿した。

イギリスのロックバンド「クイーン」は7月19日、オハイオ州クリーブランドで行われている共和党全国大会で自分たちの楽曲「We Are The Champions(伝説のチャンピオン)」が、大統領選の候補指名を確実にしている実業家ドナルド・トランプ氏の登場時に使われたことを非難した。

またクイーン以外にも、自分の楽曲がトランプ氏のキャンペーンに使われることに難色を示すミュージシャンが多くいる。

私たちの考えに反して、共和党全国大会でクイーンの楽曲が使用されてしまいました - クイーン

トランプ氏は18日夜、共和党全国大会のステージで、1977年にチャート1位となった「伝説のチャンピオン」をスピーカーから大音量で流し、煙の中から登場するという演出をした。

「No time for losers ‘cause we are the champions」(敗者のための時間はない、僕たちがチャンピオンだからだ)

この歌詞は、自分の気に入らない人やグループを「敗者」と呼ぶ、トランプ氏のキャンペーンのレトリックに相応しくも見える。

クイーン側からの自分たちの楽曲を使用して欲しくないという主張を受け、共和党全国大会の広報担当長のショーン・スパイサー氏は、この楽曲は大会で使用するにあたり正式な許可を受けたものだとTwitterで反論した。

私もクイーンの大ファンなのですが、それ(無断使用)は違います。共和党の全国大会はアリーナでの使用に関して正式にライセンス料を払いました。

トランプ氏は6月7日に大統領予備選の勝利宣言をした時にも「伝説のチャンピオン」を流し、伝説的なロックバンドの怒りを買っている

その翌日、クイーンのリードギタリストのブライアン・メイが個人のウェブサイトで、楽曲の使用に関して許可はしていないと投稿した。

「私たちは間違いなく『伝説のチャンピオン』の使用を許可していない。ドナルド・トランプ氏の不快なキャンペーンとクイーンの関係を断つために、私たちができる方法で対策を行っていく」と、ブライアン・メイは書いている。

2月には、トランプ氏はオクラホマの大会でアデルの「Rolling In The Deep」を流し、それを受けたアデルのスポークスマンは「アデルは、政治キャンペーンに自分の楽曲を使用することは許可していない」と話している。

2015年10月には、エアロスミスのボーカル、スティーブン・タイラーが、キャンペーンで自分たちの「Dream On」を使用するのをやめるようにトランプ氏に要求している。

タイラーの知的財産侵害行為停止の通告書には、「Dream Onが使われることで、スティーブン・タイラーがドナルド・トランプ氏の大統領選挙への出馬に関係し、支持しているような誤った印象を与えてしまう」と、書かれている。

編注:ドナルド・トランプ氏は世界に16億人いるイスラム教徒をアメリカから締め出すと繰り返し発言してきた嘘ばかりつき極度に外国人を嫌い人種差別主義者ミソジニスト(女性蔑視の人たち)、バーサ―(オバマ大統領の出生地はアメリカではないと主張する人たち)として知られる人物である。

ハフポストUS版より翻訳・加筆しました。

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