熊本地震から100日。被災地を支援する岩手日報の号外に「朝から涙・涙・涙」と感謝の声

「あのとき 届いた たくさんの いわてへの想い。こんどは いわてから くまもとへの想いを届けます。」

熊本地震から100日を迎えた7月23日、岩手日報社が被災者を激励する号外を発行し、一部を熊本県内の避難所や仮設住宅にも配布した。公式サイトでもPDF版を公開している

※画像をクリックすると、岩手日報社のサイトへジャンプし、PDFを読むことができます。

紙面はカラー刷りの8ページ構成。1面には「共に前へ 熊本」の文字とともに、大漁旗を振る高校生の写真が掲載された。

震災で、岩手は熊本をはじめ全国からの温かい支援を受けて、前を向くことができた。あれから5年4カ月。大船渡東高1年の新沼翼さんは「明日のことも分からず不安だらけの中、支援や励ましが何よりの助けになった」と振り返る。私たちは、あの時の感謝を忘れない。

(岩手日報「熊本支援号外」より 2016年7月23日)

その他、熊本地震発生当時に現地入りした人からのメッセージや、東日本震災から岩手がどのように復興しつつあるかを示す写真なども伝えた。

共同通信によると熊本県益城町の総合体育館では、号外を受け取り笑顔を見せる被災者もいたという。号外を目にしたという熊本に住むあるTwitterユーザーは、「朝から涙・涙・涙」だったと、感謝をツイートした。

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【訂正】2016/7/24 21:04

当初の記事で、ページ数を「6」としていましたが、正しくは「8」でした。

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