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「彼女に命を取り戻してもらった」腎不全の判事を腎臓移植で救った同僚の友情

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判決。このウィスコンシンの判事コンビの友情は本物だ。

ABCニュースによると、アメリカ・ウィスコンシン州ミルウォーキー裁判所のデレク・モスリー判事は2014年、腎不全と診断された。彼が腎臓移植を必要としたとき、同僚で14年来の友人でもあるジョアン・エイリング判事が喜んでドナーになることを申し出た。

モスリーさんは、2人は「水と油だ」というが、彼らの友情はそうした違いにかかわらず育まれた。7月20日、2人は移植手術に臨んだ。

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2人の判事が病院でおしゃべりをしている。

「喜びでどうにかなりそうです。完全にどうにかなっちゃいそうで、泣き始めてしまったくらいです。彼女は文字通り、私に命を取り戻してくれたんですから」。手術後、エイリングさんと再会した時のことを振り返りながら、モスリーさんはABCニュースに語った。「彼女は自分が必要なものは全て持っていることを知っています。どうやって恩返していいのやら」

ABCニュースによると、モスリーさんは腎臓にたまった老廃物を取り除くため、夜通しの透析を2年間続けていた。しかし透析は胃を通して行われ、体に重い負担がかかっていた。透析の機器と一緒に移動しなければいけなかったモスリーさんは、この治療が彼の人生を「乗っ取ってしまう」のは嫌だった。そこで、彼は新しい腎臓を探し始めた。

エイリングさんは、モスリーさんが新しい臓器を求めていることを早い段階で知っていた。エイリングさんはすぐに、自分の腎臓を提供して、クロスマッチテスト(交差適合試験)を受けたかったが、彼女の友人は、体のサイズも人種も違う彼女がマッチするとは思わなかった。

彼らの腎臓がマッチしたことはうれしい驚きで、2人とも成功を喜んでいる。

「彼を助けて彼の人生をよりよくできるのが、どんなにすばらしく感じるか、言葉で言い表すことはできませんね」と、エイリングさんは地元紙「ジャーナル・センティネル」に語った。「誰かが病気なのに自分は無力で何もできないというのは悔しいものです。だからこの件で助けになることができてとても幸運だと感じています」。

腎臓提供はそれ自体とても寛大で思いやりの深い行為だが、今回の件はこの2人の長い友情を象徴している。

2人は2001年に司法セミナーで出会い、友情をスタートさせた。2人は「ただ気が合ったんです」と、エイリングさんはジャーナル・センティネルに語った。2人の家族もお互い親密になり、誕生日を一緒に祝ったり、その他の集まりも一緒にしたりしていた。モスリーさんの腎不全の知らせが届いたとき、エイリングさんの家族も心配していた。

モスリーさんは、腎臓移植は彼ら2人のすばらしい絆の証だと言った。

「私たちは繋がっているんです。望むと望まざるとに関わらず」

ハフポストUS版より翻訳・加筆しました。

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