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小池百合子氏に池上彰氏が「なんで嫌われているのですか」と質問、その答えは?【都知事選】

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YURIKO KOIKE
池上彰氏(左)と都知事選に当選した小池百合子氏 | Getty
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7月31日に投開票された東京都知事選で当選を確実にした小池百合子氏が、テレビ東京系の「池上彰のニッポンの大問題~都知事選スペシャル~」内で、ジャーナリスト池上彰氏のインタビューを受けた。池上氏が、自民党からの推薦を得ずに立候補した小池氏に対して「なんでこんなに皆から嫌われているですか」と質問したのに対して、小池氏は「自民党全部を敵に回したわけではございません」「嫌われることをやることが政治に必要」などと答えた。

一問一答は次の通り。

池上:今回の選挙戦、後半から雪崩を打つように小池さんの支持が広がったように思うのですが。

小池:SNSを活用することによって、私のメッセージがより広く伝えられるということが大きな原因だったと思いますが、でもSNSもこれまで散々使ってきているわけなんです。つまり、SNSは単にツールであって、結局そこにメッセージ性、私の発想や政策、思い、そして今回の出馬に至るまでの流れ、そういったことに対して共感が広がったせいではないかと思います。

池上:選挙戦の最中、小池さんのことを「厚化粧の女」と呼んだ人がいます。「しめた」と思ったんじゃないですか。

小池:まあ、エールを頂いたようなものですけれども。恥ずかしいんですけど、ここにアザがありまして、それでもうまく隠してキャスターもやっていたんですが、アザのある人って結構、苦労しておられるんですよ。そういう意味では、ちょっとぐさっときたかなと思いました。

池上:その発言で、言った人は女性を敵に回した。ここで一挙に、小池さんの支持が広がったようにも思えるんですが。

小池:敵失ということではないんですけど、でも逆に、エールを送っていただいた結果だったんでしょうか。でも後に、担がれていると言うんでしょうか、もう1人の候補者の方が、そこで一言おっしゃれば、また流れは変わったと思います。

池上:今年3月に、小池さんが「春の集」というのを開きました。自由民主党豊島総支部、特別顧問、あるいは実行委員会で大勢の都議や区議の名前があるんですが、この中で、小池さんを支援したのはごくわずかでしたね。人の情けのある、あるいは情けなさを痛感されたのでは。

小池:いえ、こういう時に言葉一つでついてきてくれた方に、本当に感謝申し上げたいと思います。中には、(元衆院議員の)小林興起さん系の方もいらしたり、本当に悩んで、手は上げなかったけれども応援してくれた。いろいろありました。でもみんな、私をこうやって都知事に選んでいただいた後は、むしろ私は「ノーサイド」と言うことで、豊島区のために頑張ってくれるものと思います。

池上:これから都議会議員、実にいろんな人がいますね。都知事としては都議会とうまくやっていかなければいけない重要な任務があるわけですが。これはどうなんですか。

小池:都議会のみなさま方、都民によって選ばれている。ここは二元代表制ということになります。お互い都民に選ばれているわけですが、必ずそこには接点があるはずだと思っています。都議会のみなさま、中には本当に改革を目指す方もいます。政策立案も含めて頑張っている方もいます。そういった様々な共通点を見出しながら、また政策によってしっかり連携できるように、頭を低くしながら皆様方にお伝えしたいと思います。

池上:それにしても、小池さんが自民党の東京都から選出されている国会議員でありながら、自民党を敵に回してしまった。なんでこんなに皆から嫌われているのですか。

小池:自民党全部を敵に回したわけではございません。今回は都連が公認権を持っているわけですが、そこに至るまでの、様々な決定について、私自身はストンと落ちていませんでした。また、都にとってなすべきことはたくさんあると思います。そして私自身が手を挙げたところでございます。それをわざわざ他のところから持ってきて、それも東京都からおカネをかなり過疎の地方の地自体へお配りする役割の方を担がれたことには、多くの自民党の方々が、クエスチョンマークを頭の中に描かれたと思うんですね。今回の自民党の支援している方々が、私をご支援いただいたと、そのことが証明しているのではと思います。嫌われている、嫌われていないということには興味がなくて、嫌われることをやることが政治に必要なことだと思っていますし、(予備校講師でタレントの)林修先生、「いつやるか? 今でしょ!」のあの先生と、「異端のススメ」という本まで出していますので、それは勲章だと思っています。

池上:スタジオに猪瀬(直樹)元都知事がいらっしゃるんですが、猪瀬元都知事が東京都連の闇を暴き立てる、それを期待していると言う発言をしています。

小池:そのために、東京大改革宣言と銘打ってキャンペーンを行ったわけですが、カギは情報公開だと思っています。オリンピック・パラリンピックもそうですが、予算額から膨らんでいった。豊洲の場合も、豊洲市場への移転について、もちろん人件費の高騰とか、資材の高騰、ございますけれど、なかなか不透明なところがある。その点、情報公開することによって、都民のみなさま方のモヤモヤ感も出して、解決して行きたいと思っています。猪瀬さんには、ぜひ経験者として御指南いただきたいと思っています。


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