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木村沙織「全てを出し切りたい」女子バレー、2大会連続メダルへ決意【リオオリンピック】

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SAORI KIMURA
女子バレー日本代表、主将・木村沙織 | Koki Nagahama via Getty Images
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ロンドン五輪で28年ぶりにメダルを獲得したバレーボール女子日本代表「火の鳥NIPPON」が、リオ五輪で2大会連続でのメダル獲得に挑む。チームを率いるのは、全日本女子バレーのエースにして主将、木村沙織(29、東レ)だ。

女子バレー日本代表。日本選手団の結団式・壮行会での様子

木村は04年アテネ、08年北京、12年ロンドンに続き4度目の五輪出場。7月3日に開かれた日本選手団の結団式・壮行会では「悔いのないように全てを出し切りたい。皆さんも一緒になって戦ってくれたらうれしい」と語り、メダルへの決意を新たにした。

saori kimura korea 2016
2017年5月17日、韓国戦での木村沙織

一方で、コンディションには不安も残る。7月31日、リオデジャネイロに到着した木村の右手小指は包帯で固定されていた。5月17日の五輪最終予選でブロックした際に負ったケガが長引いているという。木村は「大丈夫。できる練習はしっかりできています」と笑顔で答えたが、どうしても不安は残る。

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リオ五輪に向けた壮行会に出席したバレーボール女子日本代表の真鍋政義監督(左)と主将の木村沙織(東レ)2016年07月20日

朝日新聞デジタルが伝えた真鍋政義監督の話によると、木村は一部、代表チームとは別メニューの練習をこなしており、患部を悪化させないよう全力でボールを打つ練習を避けている。

6日の1次リーグ初戦に木村の調整が間に合うのか。真鍋監督は7月4日時点で「(小指は)あまりいい状態ではない。間に合うかどうか…、無理に出してもどうかという思いはある」と話していた。8月1日時点でも「初戦に出場するかは本人次第。1試合で(五輪が)終わるわけではない」と述べ、出場するかどうか明言は避けた

奇しくも初戦の相手は、小指を負傷した時と同じ韓国。真鍋監督は「チーム全体は順調に来ている。1次リーグ突破には、初戦の韓国に勝って勢いに乗ること。それが一番」と話す

木村も「あと1週間で詰めていけたらいい。ケガは大丈夫」「チームの結束力は今が一番ある。心を一つにして戦いたい」と主将としての思いをにじませる。銅メダルを獲得したロンドン五輪を超える成績を目指し、「火の鳥NIPPON」は初戦の韓国戦に臨む。試合は日本時間6日の午後9時30分開始予定だ。

■「スーパー女子高生」から全日本エースへ、木村沙織の軌跡

saori kimura 2016

埼玉県出身の29歳で愛称は「サオリン」。2003年、成徳学園高(現・下北沢成徳高)2年の時に全日本代表に初招集され、アジア選手権で代表デビューを果たした。「スーパー女子高生」として一躍注目を集め、185センチの長身から繰り出されるレシーブに定評がある。2004年、アテネ五輪で日本代表となるも腰痛でほとんど出場機会はなく、08年の北京五輪は5位に終わった

10年、社会人バレーボール(Vリーグ)で最多得点部門の記録を塗り替え、Vリーグ日本記録賞を受賞。12年のロンドン五輪ではエースとして攻守ともに活躍し、日本女子バレーボール28年ぶりのメダルとなる銅メダルを獲得に大きく貢献した。その後、世界最高峰リーグであるトルコに移籍。14年、リオ五輪を目指す全日本チームのキャプテンとなり、国内リーグに復帰。主将として、2大会連続のメダル獲得を目指す。

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