太田忍が銀メダル「帰って練習します」 レスリング・グレコローマン59キロ級【リオオリンピック】

レスリング男子グレコローマン59キロ級で、太田忍が銀メダルを獲得した。

リオデジャネイロ・オリンピック10日目の8月14日(現地時間)、レスリング男子グレコローマン59キロ級の決勝で、太田忍(22)が2015年世界選手権1位のキューバのイスマエル・ボレロモリナに8―0で破れ、銀メダルを獲得した。

初めてのオリンピックとなった太田は、試合後のインタビューで「悔しいです。金しか狙っていなかったので。日本に帰ってしっかり練習したい」とコメント。「プレッシャーは感じなくて、緊張もなかった。結果的にメダルをつかむことができて一安心という気持ちと、銀メダルでまだまだだなという気持ち」などと振り返り、「この舞台に立てたことは幸せです。決勝の舞台に立てたということを、応援してくださった皆様に感謝したい」と語った。

太田は1回戦で、ロンドンオリンピック55キロ級金メダリストのハミド・スーリヤン(イラン)に逆転で勝利すると、勢いに乗って勝ち進んだ。準決勝では2015年世界選手権2位のロブシャン・バイラモフ(アゼルバイジャン)と対戦。フォール勝ちで決勝進出を決めていた

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