「産後の体、そのままで素敵です」12人のママセレブがメッセージ

「たるんだお腹の皮膚は、素晴らしいことを成し遂げた証拠」です。

産後に「体型を戻す」という言葉は、なくした方がいいかもしれない。赤ちゃんを生んだらすぐに元の体型に戻るのがいい、という考え方は、多くのお母さんたちにとって苦痛になっている。

そのプレッシャーを一番感じているは、ハリウッドの女優たちだろう。一部メディアは、産後数週間で体型を元に戻した女優を「素晴らしい」と誉め称え、できない人をおもしろおかしく取りあげる。

そんな考え方に、「おかしい」と声をあげる女優たちがいる。彼女たちは、産後の体型を嫌うのではなく、あるがままの自分を受け入れようというメッセージを私たちに伝えようとしている。

1. クリスティン・ベル

自分の体を見下ろすと、お腹の皮膚がたるんでいるのが見えます。これは、私が素晴らしいことを成し遂げた証拠です。自分がスーパーヒーローなんだと教えてくれます。

このお腹を、私は誇りに思っています。

2. ケリー・ワシントン(女優)

元の体型に戻ろう、と考えたことはありません。そうじゃなくて、今の私がなれる、ベストな自分になろうと考えています。私の体は奇跡が起きた場所です。奇跡が起きる前になりたいとは思わないんです。

3. ズーイー・デシャネル(女優)

出産したお母さんがすぐに元の体型に戻れる、と考えるのは変だと思います。ついこの間まで、体の中で人間を育て、その人間を生んだばかりなんです。元のようになるには、たくさんの時間が必要です。全ての臓器を動かさなきゃいけないんですよ。

4. ケリー・クラークソン(歌手)

必死になって痩せたいとは思っていません。どうしても痩せなきゃ、とこれまで考えたことはないんです。あるがままの自分を楽しんでいます。

産後の体型については、「体重はゆっくり時間をかけて増えたんだから、ゆっくり時間をかけて減っていくものだ」と考えています。

5. ドリュー・バリモア(女優)

2人の子供を身ごもった時は、前向きに考えるのも、自分を好きでいるのも難しかった。まるでお腹に大きな袋をつけたカンガルーになった気分なんですから。体が下に沈んでいるみたいで、奇妙な感覚です。でも、子供ができると考えるのはとても素晴らしい気分でした。

子供たちが生まれた後は、運動をしてドクター・スースの絵本「きみの行く道」を読みながら、子供たちと一緒に過ごしました。そうしているうちに、もっともっと大きくて大切なものが見えてきました。

6. ジェニファー・ガーナー(女優)

私は3人の子供を出産しました。今は妊娠していませんが、妊娠したことでお腹にぽっこりが残りました。この「出産ぽっこり」はずっと残るでしょう。それはそれで良しとし、慣れましょう。なくなることはないんですから。

7. ケイト・ウィンスレット(女優)

「すごい、彼女3カ月で元の体型に戻っている!」って言われる人がいるけれど、自分はそうなりたいとは思いません。

そういう記事を目にするたびに「何言ってんの、こんなの絶対不可能」って思います。

8. ゾーイ・サルダナ(女優)

自分に時間をあげて下さい。

お乳をあげて、家にいて、睡眠をとってください。赤ちゃんがまだ3カ月くらいの時に、そんなに慌ててジムにいかなくてもいいんです。家でゆっくりテレビでも見て下さい。

9. エヴァ・メンデス(女優)

産後に「体型を戻す」という言葉が好きではありません。出産してから2週間後にビキニを着ても、以前の私とは違います。だけど、それでいいんです。

10. オリビア・ワイルド(女優)

お母さんたちが、「妊娠した後がわからないような体型にならなきゃいけない」なんて思わなくてもいい世の中がいいと思います。

11. ブレイク・ライブリー(女優)

すぐに、ヴィクトリアズ・シークレットが着られるようにならなくてもいいんです。人生で一番素晴らしい奇跡を、起こしたばかりなんだから。

12. アン・ハサウェイ

私はウェスト・ハリウッドでエクササイズしているんですけれど、周りの人たちは、まるで「アベンジャーズ」みたいに筋肉ムキムキの体型です。

それを目にすると、おじけづいてしまう。だけど今は、「2キロ体重が増えたけれど、赤ちゃんを生んだばかりだから」と考えると、幸せな気持ちになります」

ハフポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。

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