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【シリア内戦】血まみれの男児の姿が物語る、アレッポの史上最悪の戦闘(動画・画像)

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アレッポ・メディアセンターは、この救急車に乗った少年は5歳のオムラン・ダクニシュくんだと伝えた。活動家のグループによると、オムランくんは8月17日、アレッポへの空爆で負傷したという。

シリア北部の都市アレッポで8月17日、激しい空爆で負傷し、全身ほこりと血にまみれた男児の動画や写真が公開された。

NPO「シリア・アメリカ医療協会」はオーストラリアの放送局ABCに、この男児は8月17日にシリア北部のアレッポへの空爆で負傷した、5歳のオムラン・ダクニシュくんだと判明したと伝えた。ネット上では「救急車の少年」と呼ばれている。

ほこりと血にまみれたシリアの少年の写真が、今もなお続くシリアの内戦の現状に世界中の関心を集め、衝撃を与えた。

シリアの子供たちは、ロシアの空爆で壊れた建物から助け出された5歳のオムラン・ダクニシュくんのようになるか、またヨーロッパに逃げようとする途中で地中海で溺れた3歳のアイラン・クルディくんのようになるしかないのか

アレッポ・メディアセンターがYouTubeに投稿した動画では、夜に若い男性が瓦礫の中からダクニシュくんを助け出し、明るい救急車の中の椅子に座らせている。救助されたばかりのダクニシュくんは困惑と恐怖に満ちた表情をし、落ち着きもない。外から聞こえる激しい叫び声とは対照的に、この少年は不気味なほどに静かだ。

※【閲覧注意】この動画は、出血している映像が含まれます。

医師たちはデイリー・テレグラフ紙に、オムランくんはその夜のうちに地元の病院を退院したと話した。

赤十字国際委員会(ICRC)のペーター・マウラー総裁は15日、アレッポは「現代で最も悲惨な戦闘」になっていると語った。

「安全な人も、安全な場所もない。砲火は絶えず、家や学校、病院すべてが攻撃にさらされている。住民は恐怖をかかえながら生活している。被害規模は莫大だ。この4年間、アレッポの住民は残酷な内戦で心が粉々に打ち砕かれた。住民たちの状況は悪化するのみだ。これは紛れもなく現代でもっとも悲惨な都市戦闘の1つだ」

シリアの内戦は子供たちも含めて、何十万人もの命を奪ってきた。

アレッポはシリア内戦が始まってからの5年間で特に集中攻撃された場所で、この街での生活は日増しに悪化し、多くの人が街から離れることを余儀なくされた。ここ数週間、人権団体や地元の住人が、ロシア軍の支援を受けたシリア政府軍が病院を標的にし、人道的支援のための停戦協定を無視し、街を塩素ガスで攻撃したことを非難してきた。

ロシアは、アレッポの市民に物資を提供するため、毎週48時間の停戦に応じると提案している。ロシアは10日にも毎日3時間の停戦を表明したが、国連は不十分だとして戦闘停止の拡大を求めていた。

国連の「シリア・アラブ共和国に関する独立国際調査委員会」のレポートによると、2016年だけでもアレッポの内戦が起こっているエリアで、少なくとも25の医療機関が空襲で破壊された。

「この地区では、治療はほぼ不可能だ」と、委員会は報告している。

まだこの街に残っている数少ない医師たちが、まだ残っている生存者が空爆に巻き込まれて死亡したり餓死してしまう前に、国際社会に行動を取ることを求め、アメリカのバラク・オバマ大統領に緊急の嘆願書を書いた。

「涙や同情、祈りすらも必要ありません。私たちが必要としているのは行動なのです」と、嘆願書には書かれている。

ハフポストUS版より翻訳・加筆しました。



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 アレッポ、現代史上最悪の戦闘
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