西武多摩湖線が脱線 土砂崩れで列車が立ち往生【画像】

8月22日午前11時半すぎ、東京都東村山市の西武多摩湖線で沿線の土砂が崩れ、通り掛かった4両編成の電車が脱線した。

台風9号が接近して大雨となった8月22日午前11時半すぎ、東京都東村山市の西武多摩湖線で沿線の土砂が崩れ、通りがかった4両編成の電車が脱線した。共同通信などが報じた。

NHKニュースによると、現場は武蔵大和駅と西武遊園地駅の間。線路脇にある架線を支える複数の柱が前を塞ぐように傾いているのを、国分寺駅行きの上り列車の運転士が見つけて緊急停止した。列車が停止したあと、現場の線路に次々と土砂が流れ込み、列車の最後尾の車両が土砂に押し上げられて傾いたという。警視庁は「男女6人が乗っていたが、けが人はいない」としている。

この事故の影響で午後5時27分現在、西武鉄道は新宿線の新所沢~本川越駅間、多摩湖線の萩山~西武遊園地駅間で運転を見合せている。

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