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返済いらない給付型奨学金創設、ただし成績基準検討 文科省が2018年度入学から

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イメージ写真 | Kazunori Nagashima via Getty Images
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給付型奨学金に成績基準検討 文科省、議論の経過公表

返済のいらない給付型奨学金の創設に向け、文部科学省は31日、議論の途中経過をまとめた資料を公表した。対象者を選ぶ際、一定の成績基準を設けることを検討。基準を満たせなくても、学力向上など優れた成果を収めた場合は学校の推薦で対象に含めることも例示した。

文科省は30日に公表した来年度予算の概算要求で、給付型奨学金制度をつくると明記。予算額は示しておらず、政府内で調整して年末までに対象者数や給付額を詰める。法改正し、2018年度の入学生から利用できるようにする考えだ。

対象は大学、短大、高等専門学校、専門学校生で、児童養護施設の退所者や、生活保護・住民税非課税世帯など年収の低い世帯の学生に限るとした。高校の1学年では、こうした境遇にあるのは約16万人で、うち進学者が対象となる可能性がある。

また、「高校時の5段階評定で平均3・5以上」を貸与の条件にしている無利子奨学金と同様、「一定の成績基準の設定を検討すべきだ」とした。基準の具体的な数値は示さなかった。一方、基準に満たない場合でも学校推薦に当てはまる事例として、「困難な状況を抱えて高校前半で一時的に成績が下がり、後半には学力を向上させるケース」などをあげた。

学校推薦で対象を選ぶ場合は透明性や公平性をどう確保するか、導入時期や手続きをどう周知するかを検討課題とした。

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(朝日新聞デジタル 2016年8月31日21時19分)

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(朝日新聞社提供)

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