梅宮辰夫は「十二指腸乳頭部がん」 12時間の手術が成功

タレントの梅宮アンナさんが9月7日、都内で会見を開き、父で俳優の梅宮辰夫さん(78)が「十二指腸乳頭部がん」と診断を受けていたと明かした。
時事通信社

タレントの梅宮アンナさんが9月7日、都内で会見を開き、父で俳優の梅宮辰夫さん(78)が「十二指腸乳頭部がん」と診断を受けていたと明かした。

アンナさんは会見で次のように話した。

「6月中旬に、(父の)全身がものすごいかゆみに襲われたんですね。目の白いところがものすごく黄色くなって、黄疸の状態になりました。それで母のアドバイスで、6月中旬に病院の診断を受けました。検査結果が出たのが6月24日。正式な病名は、十二指腸乳頭部がんですね」

■「十二指腸乳頭部がん」とは?

胃腸病大辞典によると、十二指腸乳頭部がんは、十二指腸のファーター乳頭部というところに発生する悪性腫瘍だ。ファーター乳頭部は肝臓で作られる胆汁という消化酵素と、膵臓で作られる膵液という消化酵素の腸管内への出口。

膵臓がんに区別されるが、膵臓がんの中では比較的予後の良い腫瘍だという。

■「これでバイバイかもしれないと覚悟した」

アンナさんは「告知を受けて家族はみんなパニックで、本人も愕然としていました」とした上で、「もしかしたら、これでバイバイかもしれないという覚悟を持って、手術室の前で『いってらっしゃい』と言いました」と話した。

12時間の手術に耐えられる体力があるか不安だったというが、手術は無事に成功し、「おかげさまで元気に自宅で療養中です」と説明した。

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