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「ケンカをしたら開けなさい」9年開けなかった結婚祝い、中身は...

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キャシー・ガンさんとブランドン・ガンさん。2人は2007年9月1日に結婚した(ガンさん提供)

アメリカ・ミシガン州に住むキャシー・ガンさんとブランド・ガンさんは、9年前にもらったある結婚祝いを、開けずにクローゼットの中にしまったままにしていた。


9年前にもらった結婚祝い。(ガンさん提供)

それは、キャシーの大叔母アリソンさんからの結婚祝いだった。白い箱のプレゼントには、こんな封筒が添えられていた。「最初の喧嘩をするまで、箱を開けてはいけません」

9年間、ガンさん夫妻は喧嘩をしなかったわけではない。ではなぜ2人は箱を開けなかったのだろう。キャシーさんがその理由を説明した投稿は、8月29日にウェブサイト「Love What Matters」のFacebookで取りあげられ、1万2000いいね!された。

2016年5月のある日、2人はワインを飲みながら、招待されている結婚式のお祝いに何を買うか考えていた。自分たちにとっては何が一番のプレゼントだっただろうと考えた時、キャシーさんの心に浮かんだのは、アリソンさんからもらった未開封のお祝いだった。

箱を開けなかった理由を、キャシーさんはこう説明する。

「正直に言うと、私たちは2人とも箱を開けないようにしていました。箱を開けたということは、結婚生活が修復不可能になったことを意味すると感じていたからです。だから、頑固に箱を開けませんでした。箱は私たちに、状況を考え直すよう仕向けたんです。本当に、今箱を開けるべき時なんだろうか? これは私たちにとって最悪の喧嘩だろうか? もしこの後にこれよりひどい喧嘩をして、その時に箱がなかったらどうしよう?!?」


結婚する1年前、2006年10月に撮った写真(ガンさん提供)

その夜、ふたりは話し合って結婚祝いを開けることにした。

箱の中に入っていたのは、手書きメッセージに包まれた現金が2つ、ワイングラス、花瓶、入浴剤だった。メッセージの1つはキャシー宛てで、このお金でピザを買い、お風呂の用意をするよう書かれていた。もう一つはブランドン宛てで、花とワインを買うよう書かれていた。


キャシー宛てのメッセージ「ピザとエビ、もしくは何かあなたたち2人が好きなものを買いなさい」(ガンさん提供)


ブランドン宛てのメッセージ「花とワインを買いなさい」(ガンさん提供)


その他、箱に入っていたもの。ガラスの花瓶、ペアのワイングラス、バスセット(ガンさん提供)

キャシーさんは、「2人にとって箱の中身より大切だったのは、箱そのものの存在だった」と説明する。

「9年(それと3回の引っ越し)の間、箱はいくつものクローゼットの中でほこりをかぶっていました。しかし箱は私たちに、我慢すること、相手への思いやり、妥協すること、そして忍耐を教えてくれたのです」

「私たちは、お互いの親友、パートナー、チームメートになることで、絆を強めてきました。そして今日、私たちは箱を開けることにしました。なぜなら、ついに気付いたからです。強く結ばれた家庭を築いていくための道具は、箱には入っていない。それは私たちの中に存在する、と」

9年の間に、ガンさん夫妻には現在6歳になる娘と3歳になる息子が加わった。キャシーさんはハフポストUS版に、「結婚生活で一番重要なのは、良いパートナーになること」と語った。

「人生には、本当にたくさんの紆余曲折があります。心から信頼したり、相談したり、頼ったり、一緒に泣いたりできる相手なしでは、多くの問題に対処するのは難しい。ブランドンはとても誠実な人です。どんなに苦しい時でも、私の味方をしてくれます。そして私は彼の味方です。どんな時でも味方をしてくれる人、助けてくれる人がいれば、とても生きやすくなります」

アリソンさんの投稿を取りあげたFacebook

ハフポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。

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