「犬にパジャマを着せてみたよ」保護団体がパジャマパーティーを提案する理由

友だちの家に泊まりに行くパジャマパーティーを、保護犬にも提案しています。

動物保護活動を続けるアメリカのライフライン・アニマルプロジェクトが、新しい試みを始めた。里親募集のため、保護している犬にパジャマを着せてみたのだ。

犬の名前はポール・アンカ。同団体に保護されて9カ月経つが、なかなか里親が見つからない。そこで団体は、ポールにパジャマを着せてみた。里親になりそうな家族に、保護犬と一緒に一晩を過ごしてみて欲しいとの思いからだ。そう、友だちの家に泊まる「パジャマ・パーティー」だ。

もちろん、一緒に過ごして相性が合わなければ、保護犬を返せばよいという条件付き。ところが、ポールを連れて帰った家族は、30分後にはポールと暮らすことを決めたのだった。「ブライアン」という新しい名前とともに。

この結果を受けて、ライフライン・アニマルプロジェクトは他の犬にもパジャマを着せはじめた。

KATILYN GARRETT

KATILYN GARRETT

ハフポストUS版によると、ライフライン・アニマルプロジェクトの担当者は、「短い間であっても、犬が施設を離れて別の場所に行くことは、ストレス軽減になる」とコメントした。

もし動物を飼おうと思った時、ペットショップで購入することだけでなく、里親になることも検討してみては?

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