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「黒夢」の商標権、ネット公売にかけられていた。税金滞納で差し押さえか

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90年代に人気を博し、現在も活動中のロックバンド「黒夢(くろゆめ)」とみられる商標権が、東京国税局によってネットオークションで公売にかけられていたことが判明した。商標権の所有者が税金を滞納したことで権利を差し押さえられた模様だ。

kuroyume
2011年に発売された「黒夢」のシングルCD「アロン」のジャケット。左がボーカルの清春(きよはる)、右がベースの人時(ひとき)


■最低入札価格は25万円

「Yahoo!官公庁オークション」に出品されたのは、商標登録番号が第5106735号の「黒夢」と、第533971号の「KUROYUME」。前者は、音楽の演奏や、レコードやネットで使われる音楽ファイルや画像ファイル、まくら、マットレスなど様々な商品に「黒夢」の商標を使う権利。後者は「衣服や履物」にKUROYUMEの商標を使う権利となっている。

入札権の申し込みは9月9日に締め切られており、実際の入札は23日から26日に行われる。最低入札価格は「黒夢」が25万円と、「KUROYUME」が3万8000円だ。

東京国税局は、ハフポスト日本版の電話取材に「個別の案件には答えられませんが、一般論として、こうしたケースは税金滞納による差し押さえの例がほとんどです」と話している。


■清春が代表を務める会社が商標を保有していた

特許情報プラットフォームによると、「黒夢」と「KUROYUME」の商標権は、有限会社フルフェイスレコードが所有している。2011年の本人の声明によると、同社は黒夢のボーカルである清春(本名:森清治)が代表取締役を務めている。

商標権を第三者が購入した場合には、「黒夢」のバンド活動に影響が出る可能性が出てきた。「黒夢」のCDを発売しているエイベックス・ミュージック・クリエイティヴの担当者は「現在、弊社では黒夢との専属契約は解除しており、詳細は不明です」と回答している。


■激しいギター・ロックで人気を集める

タワーレコードによると「黒夢」は、1994年にシングル「for dear」でメジャーデビューした。イギリスのパンクロックにも似た、社会に対する不満をぶちまけた歌詞と激しいギター・ロックで若者たちに人気を博したが、99年1月に無期限の活動停止を宣言。その後、清春はSADSを結成した。

活動停止10年目となる2009年1月に、一夜限りの復活ライブをした。その後、2010年1月、活動再開を表明。2011年11月、再結成後初となるアルバム「Headache and Dub Reel Inch」をリリースした。公式ブログによると、現在のメンバーはボーカルの清春と、ベースの人時(ひとき)となっている。


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