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「私はADHD。だけど、隠さない」体操女子金メダリスト、ドーピング疑惑に毅然と告白

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(ALEX LIVESEY VIA GETTY IMAGES)

リオ・オリンピックで、4つの金メダルに輝いたアメリカの女子体操選手シモーネ・バイルズが、Twitterで自身が発達障害の一種ADHD(注意欠陥/多動性障害)であることを明らかにした。

「私は子供の時からADHDで、薬を飲んでいます。スポーツは公平であるべきです。だから私はこれまでルールに従ってきましたし、これからも従い続けます。フェアプレーは、スポーツにとっても私にとっても大切なものだから」

このツイートをした前日の9月13日、世界アンチ・ドーピング機関(WADA)は、「ロシアのハッカーによってアメリカ選手の非公開情報が流出した」と発表した。その中には、バイルズがメチルフェニデートを服用しているという情報も含まれていた。

メチルフェニデートはADHDなどの治療に使われる薬だが、WADAは使用を禁止している。しかし、バイルズは正式な手続きを経て、メチルフェニデートを服用していた。アメリカ体操協会は、次のような声明を出している。

「シモーネは、 USADA (アメリカアンチ・ドーピング機関)やWADAが求める書類を提出しており、規則に反していません。国際体操連盟、アメリカオリンピック委員会、USADAも服用を認めています。シモーネやアメリカ体操協会のメンバー全員は、フェアプレーに重きを置いています」

普通は、薬の服用履歴や病歴などのプライベートな情報は、公にされるべきではない。しかしバイルズは、ADHDを「恥じるべきこと・隠すべきこと」とは考えていない。彼女は次のようにツイートしている。

「ADHDであること、そして薬を飲んでいることは、恥じることではありません。隠す必要もありません」

ADHDには、不注意(活動に集中できない、順序立てて物事に取り組めない)と多動・衝動性(じっとしていられない、他人の邪魔をしてしまう)などの症状がある。

モデルで俳優の栗原類さんも、「注意欠陥障害(ADD)」であることを2015年に明らかにし、「早期に診断・治療したことで、自分の弱点や、できること・できないことがわかりやすくなった」と話している。

ハフポストUS版に掲載された記事を翻訳・加筆しました。

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