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「1年前、ここにいた娘はもういない」ママが新学期に写真を投稿した理由(画像)

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1年前、新学期に娘はここで写真を撮った。その娘はもういない ――。 

子供を亡くした親にとって、新学期はつらい季節でもある。イギリス・ノーフォーク州に住むジュリー・アピセラさんが、その気持ちを写真と共にFacebookに投稿した。

左の2015年に撮影した写真は、娘のエミリーさんが新学期初日に登校する前の姿だ。右は2016年、同じく新学期初日に同じ部屋で撮影した。

「(右の写真には)大切な人が欠けています。娘のエミリーです。今年の写真が、子供の最後の写真で、最後の記憶になったらどうなるだろう、と想像してみてください」と、ジュリーさんは綴っている。

地元のニュースサイトによると、エミリーさんは2015年12月14日、3年間の闘病の末、8歳で亡くなった。彼女はウィルムス腫瘍という腎臓のがんを抱えていて、化学療法、放射線治療、幹細胞移植、臨床試験、腎臓摘出など様々な治療を試みたが、病を克服できなかった。

ジュリーさんがエミリーさんの写真を投稿したのは、悲しみを伝えるためだけではない。小児がんへの関心を高める活動「ゴールドリボン」を多くの人たちに知ってもらうためでもある。

「小児がんは珍しい病気ではありません。まずは、子供たちの苦しみを伝えていきたいと思っています。乳がんの啓蒙活動であるピンクリボンと同じ様に、ゴールドリボンも広く知られるようになって欲しいと思っています。そのためには、ソーシャルメディアを通して、多くの人に知ってもらう必要があります」

ジュリーさんは、コメントの最後に、ゴールドリボン支援団体のウェブサイトへのリンクを張り、投稿を読んだ人にサポートするボタンを押して欲しいとお願いしている。また、イギリスでゴールドリボンを広める活動に携わるグループのFacebookも紹介している。

現在ジュリーさんの投稿は、1万人近くにシェアされ、友人や家族だけでなく、Facebookのジュリーさんの投稿を見た人もゴールドリボン支援のボタンを押している。1枚の写真、そして子供たちを救いたいというママの願いが、ゴールドリボンへの関心を高めつつある。

ハフポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。

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