アンジェリーナ・ジョリー、ブラッド・ピットとの離婚申請 理由は「子供のしつけ」「ピットの飲酒・薬物癖」?

「ジョリーは、家族の幸せのために、この決断を下しました」

女優アンジェリーナ・ジョリーが9月20日、俳優ブラッド・ピットとの離婚を正式に申し立てた。ジョリー側の弁護士がAP通信の取材で認めた。この俳優夫妻は、結婚2周年を迎えたばかりだった。

21日に最初にこのニュースを報じたエンタメニュースサイト「TMZ」によると、ジョリーは2人の間にできた溝はもう埋めようもないと考えており、マドックス、パックス、ザハラ、シャイロ、ヴィヴィアン、それにノックスの6人の子供たちの親権を全面的に求めているという。複数の消息筋によると、この離婚申請は9月15日付けで、ピットの子供たちへのしつけの方法、それにマリファナ癖や飲酒が理由だという。

ピットはピープル誌に対しこうした事実を認め、「こんなことになって悲しくてしょうがないけれど、今は子供たちの幸せが一番の心配です。報道の皆さんにお願いします、どうか子供たちがこの大変な時期をしのげるよう、遠くから見守ってやってください」

ジョリー側の弁護士はロイターに「ジョリーは、家族の幸せのために、この決断を下しました。彼女からコメントすることはありません。また、彼女は、このような状況で、家族のプライバシーが守られることを望んでいます」と語った。

ジョリーとピットは、2005年の映画『Mr.&Mrs. スミス』の撮影中に交際をスタート。このカップルは、ブランジェリーナとして知られ、2012年4月に婚約。その後2014年8月にフランスの古城で結婚式を挙げた。

アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピット「白い帽子の女」プレミアで、2015年11月。

ジョリーは挙式1カ月前の2014年5月、ピープル誌のインタビューで、結婚がそれぞれの家族の生活にうまく溶け込む方法を、2人で慎重に考えたと語った。ジョリーとピットは、「子供と仕事にとって最適なタイミング、今ならと思えるタイミングを待っていたのです」と語った。

ジョリーはまた、6人の子供のこと、ピットが「ふさわしい人」と認めることについて、2014年6月号のELLEのインタビューで話した。

「子供を持つなんて考えたことありませんでした」と、ジョリーは語った。「誰かを愛するなんて考えたことがなかったし、いい人に出会うと思ったことがありませんでした。崩壊した家庭で育ったので、ある程度現実を受け入れてしまうのです。いろんなことがおとぎ話のような感じがして、幸せを求めることなんてなかったんです」

この結婚は2人にとってはじめての結婚ではなかった。ジョリーは以前1996年に俳優ジョニー・リー・ミラーと結婚したが、1年半で離婚。2000年に俳優ビリー・ボブ・ソーントンと2度目の結婚をした。同じ年に、ピットはジェニファー・アニストンと結婚している。4年後、ピットとアニストンは別居し、離婚劇に巻き込まれることになるが、それはピットが『Mr.&Mrs. スミス』でジョリーと出会った後だった。約5年間の結婚生活を経て、ピットとアニストンの離婚は2005年8月19日に承認され、2005年10月2日に正式に離婚成立となった。それは映画が公開されて数カ月後の出来事であった。

大物スターの離婚を手掛ける弁護士ローラ・ワッサー氏がジョリーの弁護を担当する。ワッサー氏はジョリーとソーントンの離婚でもジョリーの弁護士を務めた。

ハフポストUS版より翻訳・加筆しました。

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Brad Pitt And Angelina Jolie: Their Romance In Pictures

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