花嫁と付添人たちは、ブーケの代わりに子犬を抱きしめた。 なぜ?

花嫁は、自らの結婚式を子犬に対するあふれる愛情で満たした。

花嫁は、自らの結婚式を子犬に対するあふれる愛情で満たした。

アメリカ・ペンシルバニア州エリザベスタウンで9月10日に行われた結婚式で、「Pitties Love Peace」という(ピットブルのための)動物保護団体で働くサラ・マルーク・クレインさんは、自分のブライズメイド(付添人)に「撮影のときは花束の代わりに救助されたワンちゃんたちを抱いて」とお願いした。

新婦は、この団体が2011年に設立されたときから活動に加わっている。/CAROLINE LOGAN PHOTOGRAPHY

「私の人生は、犬たちの救助、訓練、リハビリをするために捧げたんです。だから私の大切な日に、ワンちゃんたちに参加してもらうのは自然のことだと思ったんです」とクレインさんはハフポストUS版に語った。

花嫁は生後9週間のピットブルを抱いて写真を撮った。この犬はブルックリンの街で保護され、ビギー・スモールズ(大きなチビちゃん)という名前がつけられている。花嫁と花婿の付添人たちは、交替で5匹の犬たちを抱きしめて写真に納まった。この5匹の名前は、マーサ、アビゲイル、ドリー、エリザベス、ルイザ。アメリカの初代から5番目までのファースト・レディーたちの名前をもらったという。

CAROLINE LOGAN PHOTOGRAPHY

この子犬たちは、生後わずか1週間でシェルターに保護された。/CAROLINE LOGAN PHOTOGRAPHY

「彼女の犬たちを救いたい気持ちは、見ていればわかりますし、今夫婦としてともに人生をスタートさせるにあたって、新郎のマットさんと気持ちを共有する必要があったのでしょう。すでに数匹の犬が家族の一員になっているそうですから、2人の人生はさらに愛に満ちたものになるでしょう」とカメラマンのキャロライン・ローガンさんは、インサイダー・エディションに語った。

新郎新婦には飼い犬が3匹いる。マーラ、レオ、アトラス——さらに終の棲家を探している子犬たちの里親もしている。

「あんなに可愛い“子供たち”は、まずいないですよ」と新婦はハフポストUS版に語った。

もちろんクレイン夫妻も結婚式で輝いていたが、本当の主役が子犬たちだったことは言うまでもない。

当面の間、この子犬たちは別々の里親のもとで暮らすという。まとめて引き受けてくれる飼い主が見つかることを祈ろう。

以下の、新郎新婦と子犬たちの素晴らしい写真をご覧あれ。

▼画像集が開きます▼

子犬たちの結婚式


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ハフポストUS版に掲載されたものを編集・翻訳しました。