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「陰唇を小さくして」10代少女が医師に女性器の整形手術を求める ポルノの影響?

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ある調査によると、15歳くらいの少女たちが医師に性器の整形手術を求めているという。彼女らはポルノの影響で、自分の性器が普通ではないと心配している。

女性器の美容整形手術について医師に対し世界で初めて行われた調査では、35%の医師が女性器の美容整形手術を求める18歳未満の患者を診察したことがあるという。この整形手術は「ラビアプラスティ」といわれている。

ラビアプラスティは陰唇の一部を除去し、大きさを縮小する手術だ。医療的な理由で必要とされる場合があるが、美容のために手術を希望する女性もいる。

調査を指揮したメルボルン大学のマグダレナ・シモニス医師は、ポルノ、ブラジリアンワックス(アンダーヘア脱毛)、ファッション、美的感覚が原因で性器に不満を持つ女性たちがいるとガーディアン紙に語った。

研究チームは443人のオーストラリア人医師から話を聞いた。そのほとんどが女性医療の専門医で、女性器の整形手術を頼まれている。

調査によると、性器の整形を求めるのは15歳くらいの若い子たちだという。97%の医師が実際に「普通の」女性器はどのような形をしているか尋ねられたことがあり、54%が手術を希望する女性患者を診察したことがある。

懸念されるのは、そうした医師の半数以上が、手術を求める患者はうつ病や精神不安、身体醜形障害(自分の容姿がよくないと頑(かたく)なに思い込み、社会生活に支障をきたすようになる)などを患っていると話している。また、人間関係の問題を抱えている患者も多くいるという。

オーストラリアでは、2013年に1500例のラビアプラスティが行われた。10年間で3倍に増えた。

「20代の成人した女性であれば、もちろん、自分の体について決断をする資格があるでしょう。それには十分に医師から知識を教えられ、適切な情報を持ち、しっかりとした決断ができるくらい精神的に健康であることが条件です」とシモニス医師は語った。

「しかし、実際に手術を希望しているのは10代のような若い女性で、彼女らはインターネットで見たものや、ポルノで描かれているものに影響を受けています。こうした女性を注意して見守り、きちんとサポートして正しい情報を提供する必要があると思います」

シモニス医師は、患者からラビアプラスティを頼まれたことを機に調査を行ったという。

「ラビアプラスティの要望に応える準備ができていませんでした」と、彼女は話した。

「女性医療に従事している同僚の医師に相談すると、彼らもまた、同じような経験があることが分かりました。普通の女性器はどのような形をしているのか、尋ねられたことがあるというのです」

「20〜25年前とは状況が違います。こうしたことが問題となることはありませんでした」

ハフポストUK版より翻訳・加筆しました。

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