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【新潟県知事選】米山隆一氏が当選 柏崎刈羽原発の再稼働に慎重(UPDATE)

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東京電力・柏崎刈羽原発の再稼働が最大の争点となった新潟県知事選は10月16日投開票され、共産・社民・自由の3野党が推薦する無所属の新人で医師の米山隆一氏(49)が、自民、公明両党が推薦する新潟県前長岡市長の森民夫氏(67)ら無所属新人3人を破り、当選した。NHKニュースなどが報じた。

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新潟県知事選で勝利し、万歳する米山隆一氏(右)=16日夜、新潟市 

当選した米山氏は、「皆さんからいただいた思いを、ひとつひとつ真摯に丁寧に、全力で形にしていく。原発再稼働の話がきっとすぐに来るが、約束したとおり、命と暮らしを守れない現状で認めることはできないと、はっきり言わせていただく」と述べた

今回の新潟知事選は、原発の再稼働に慎重だった3期目の泉田裕彦知事が退任を決め、12年ぶりに新人同士の対決となった。争点となった柏崎刈羽原発の再稼働について、米山氏は泉田知事の路線を継承し、「現状では原発再稼働は認められない」と訴えて支持を広げた。

民進党は自主投票を決めていたが、終盤になって蓮舫代表が応援に入った。

朝日新聞新潟版によると、米山氏は魚沼市出身の医師で、労働審判や医療事件を手がける弁護士でもある。2005年の衆院選で地元新潟5区で自民党から立候補して政界に初挑戦。その後も、衆院選に2度、参院選に1度立候補したが、田中真紀子・元外相や長島忠美・元山古志市長の後塵を拝した。

知事選の告示が迫り、最後の切り札として一部の野党から立候補を求められた。立候補すれば、自主投票を決めていた民進党を離れることになり、国政の道は断たれる。後戻りはできない。「でも目の前に求められていることがあった」。

(朝日新聞 10月8日朝刊 新潟全県版より)

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米山隆一氏