人文字で「ピンクリボン」 NFLの球場全体が桃色に染まる (画像)

球場でファンがつくる人文字は、選手を鼓舞するためだけのものではなかった。

球場でファンがつくる人文字は、選手を鼓舞するためだけのものではなかった――。

アメリカ・ナショナル・フットボールリーグ(NFL)のニューイングランド・ペイトリオッツが10月16日、マサチューセッツ州にある本拠地ジレット・スタジアムをピンクに染めた。10月が乳がんの早期発見・治療を啓発する「ピンクリボン月間」であることにちなんだもので、ファンが人文字でピンクリボンマークをつくった。現地メディアのWCVBなどが報じた。

NFLはこれまで毎年10月を乳がん啓蒙月間と位置づけ、アメリカがん協会(ACS)と共同でピンクリボンキャンペーンを実施してきた。各チームは、ファンたちがピンク色のユニフォームを着るなどしてキャンペーンを盛り上げてきたが、今年のペイトリオッツのファンは球場を染め上げ、さらに人文字という新たな応援方法を取り入れた。

NFLはアメリカで絶大の人気を誇り、女性ファンも多い。NFLは同団体がピンクリボン運動をすることによって、様々な人々に対し、乳がん検診の大切さを啓発できるとうたっている