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LGBTが働きやすい企業は? 国内初の指標、53社が「ゴールド」受賞

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PRIDE指標で「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」を受賞した企業。

LGBTなどの性的マイノリティが働きやすい職場環境を作ろうと、NPOや国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ、日本IBMでつくる任意団体「work with Pride」(ワーク・ウィズ・プライド)が、企業の職場環境を評価して表彰するイベントが開かれた。82の企業・グループが応募、同イベントには約600人が参加した。

6月に策定された「PRIDE指標」を呼ばれる指標をもとに、「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」の3段階で評価。企業は認定されたことを示すロゴを、名刺や広告、求人の際に使えるようになる。今回は、53の企業・グループを最高の「ゴールド」と認定された。

LGBTの当事者によるパネルディスカッションでは、社内でLGBTの取り組みをしたことで、就職活動の際、学生が志望動機で「LGBTをサポートしているから」と答え入社した事例が紹介された。その他、「LGBTに理解がある会社といわれているが、現場ではオカマやゲイの話になることも。実際の雰囲気づくりはまた別の話」「この数年ですごい浸透してきた。90年代にはゲイブーム、2000年代には性同一性障害がドラマで取り上げられブームになった。今回はちょっと違う。当事者も出てきて、企業の方も取り組んでいる。企業のみなさんには、持続可能な施策を続けていただきたい」などの声が上がった。

経営者によるパネルディスカッションでは、2004年からLGBTに関する取り組みを行ってきた日本IBM株式会社の下野雅承・最高顧問は「LGBTはブームですが、いちばん大事なのは多様性をどう受け入れていくか。表面的なことだけでなく、本質的なことに取り組んでいくべき。最初は、人事と当事者と私だった。でも最近は、アライの人たちがたくさん来てくれるようになった。コミュニティを広げていくことが大事」などと語った。

「ゴールド」を受賞した企業は以下の通り。ベストプラクティス(最良の事例)は、性的マイノリティに関する児童向けの書籍を公立図書館などに寄贈するプロジェクトを継続したとして、ライフネット生命保険株式会社が選ばれた。

■ゴールド

【運輸】エヌ・ティ・ティ・ロジスコ/全日本空輸/日本航空/日本トランスオーシャン航空

【エネルギー】関西電力

【金融】ゴールドマン・サックス/J.P.モルガン/ドイツ銀行グループ/日本におけるAIGグループ/野村証券/バンクオブアメリカ・メリルリンチ/みずほフィナンシャルグループ/モルガン・スタンレー/UBSグループ

【サービス】アウト・ジャパン/アクセンチュア/EY税理士法人/エクシオジャパン/NTTクラルティ/NTTラーニングシステムズ/エフネス/Diverse/電通/トロワ・クルール/Nijiリクルーティング/パームロイヤル/プラップジャパン/ペンシル/リクルートスタッフィング

【情報通信】NTTコミュニケーションズ/NTTドコモ/NTTファシリティーズ/ガイアックス/KDDI/日本IBM/NTT/日本マイクロソフト/楽天

【製造】クボタ/ストライプインターナショナル/ソニーグループ/日本たばこ産業/パナソニック/富士通/ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス

【法務】アンダーソン・毛利・友常法律事務所/長島・大野・常松法律事務所/外国法共同事業法律事務所リンクレーターズ

【保険】アクサ生命保険/住友生命保険/第一生命保険/ライフネット生命保険

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