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猫ちゃん抱っこしても大丈夫。「毛取り」してくれる宅配クリーニング屋さん見つけた

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いつの間にか、ニットは毛だらけ。
出かける前は、服のコロコロ必須。
黒い服は、毛が目立つから着なくなった——。

猫などの動物を飼っている人たちにとって、ペットの毛取りは切実な“あるある問題”ではないだろうか。

家に帰ってすぐ愛猫を抱っこしてしまい……

cat

気づいたら、スーツが毛だらけ……。

こんな経験をした人もいるだろう。

多くのクリニーング店では、ペットの毛がついた服はNGのことも多い。出かける前にコロコロしたり、毛の目立たない服を着たり、クリーニングに出す前に一生懸命に毛を取ったり……動物好きにとって、服のメンテナンスは一苦労だ。

そんななか、株式会社ホワイトプラスが運営する宅配ネットクリーニングの「リネット」が10月末、新しいサービス「プレミアム仕上げ」を発表した。プレミアム会員を対象に、ドライ全品リファイン加工や水洗い全品の柔らか加工など5つのサービスがつくが、なかでも特筆すべきなのは「毛玉取り」と「毛取り」の作業が無料でつくことだ。


毛取りサービスのビフォー・アフター。毛だらけのスーツの毛がすっきり。

猫や犬などを飼ってる人なら大注目の「毛取り」サービス、一体なぜ誕生したのだろうか。愛猫家でもあるホワイトプラスの井下孝之社長に聞いてみた。

——毛玉・毛取りサービスを思いついたきっかけは?

「うちで猫を飼っていたから……」とお話できればいいのですが、実はそうではなくて(笑)。我々はネットサービスの会社なんですけど、創業当初は実際にクリーニングをしていたんですね。(サービスを開始した2009年)当時はクリーニング工場には全部に断られて、実際にお願いできた工場でも、「洗うことはできても、検品やお客様に渡すサービスはできないので、自分たちでやってくださいね」と言われて。最初はクリーニングの店舗のようなこともやっていたんです。

物流センターのような店舗で、検品して仕上がりをチェックしてたんですが、毛玉ってほとんど取れないんですね。「やっぱ毛玉は取れないんだな。毛も残ってるな」と感じました。工場の方にお話しても「コストが合わないから無理だよ」と言われて、そのときは「そうだよな」と思っていました。毛玉を取るには普通に5〜10分かかるんです。

——ずっと気になっていたんですね。それがこのタイミングで新サービスに。

あらためてクリーニングの価値を考えたときに、やっぱり毛玉って気になるんですよ。これをやりきらないと本当の価値にならないんじゃないかと。

毛玉が全部の服についてるわけじゃないし、ついてる服の毛をちゃんと取ってあげれば、原価的には上がるんですが、なんとかなるんじゃないか。やったほうがいいんじゃないかと思ったのがきっかけです。でも「毛玉だけじゃないよね、毛もつくよね」という話になり(笑)、だったら「毛玉も、毛も、取ろう」ということになりました。

——実際、毛は取れますか?

毛玉や毛のついている洋服を対象に、専用の毛取りクリーナーや毛玉取り機で作業します。サービス業におけるコストを考慮して所定時間を設けましたが、けっこう取れますね。


工場で毛取りサービスをテストするスタッフたち。


仕上がりを食い入るように見つめるスタッフたち。

——「作業時間は頑張りました」であれば、動物好きなら納得しそうですね。

毛玉は最大10分、毛取りは最大5分です。社員の服に毛をつけてもらって、何分だったら取れるのかテストして、もう一回着たいと思えるものをちゃんと届けるという意味で、10分と5分になりました。


毛玉取りサービスのビフォー・アフター。たしかに毛玉が減っている。

——毛玉や毛取りだけでなく、全商品リファイン加工、ダブルチェックなどの導入も画期的ですね。ネットクリーニングだからこその挑戦でしょうか。

クリーニングそのものの本質価値って、洗うことだけじゃないんじゃないかと思って。もう一回着るときに、気持ちいいと感じる瞬間が本当の価値であって、それを得るためにクリーニングに出しているんじゃないかと。Tシャツをクリーニングに出される男性がいて「家で洗えますよね?」と聞いたら「なんか気持ちいいんですよね」と。一番は、機能じゃなくて心の気持ち良さだったんです。

ITで効率化したコストを、お客様に投資する価値に変えていこうとしたときに、利便性だけでない今までとは全く違う価値が、社会的に意味のあるものなんじゃないかなと。「自分が大好きなものを、もう一度気持ちよく着たい」という思いに応えるサービスを届けていきたいと思っています。

猫を飼っていると直面する、31の現実(画像集)

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お風呂にはいる猫たち
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