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トルコで愛された猫の銅像が盗まれる 「非常に腹立たしい」憤り語る設置者の男性

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TOMBILI
Anadolu Kedisi
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トルコ・イスタンブールで8月に亡くなった野良猫のトンビリを偲び、ボランティアの人々が設置した銅像が11月8日、盗まれていたことがわかった。銅像設置のために尽力したボランティアのバトゥ・アクソイさんは「信じられない」と話している。

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銅像がなくなっていたことが判明したのは11月8日(現地時間)の朝。7日〜8日にかけて夜のうちに盗まれたとみられており、警察に届け出て、現在は捜査の行方を見守っている。ハフポスト日本版の取材にアクソイさんは「信じられない。非常に腹立たしい、この気持ちをどんな言葉で表現していいかわからない」と語っている。

アクソイさんによると、関連は不明だが、イスタンブールでは最近、街中での銅像の盗難が相次いでいるという。

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野良猫のトンビリは、特定の飼い主ではなく、その地域に住む人々が共同で飼育と管理をしている「地域猫」として街の人々に愛されていた。それだけでなく、ネット上にアップロードされた瞬く間に話題となり、多くの「ネタ画像」が作られた。人気は世界中に広がっていた。

彼女のお気に入りの場所は、イスタンブールの街角の歩道。段差に肘をかけてくつろぐポーズは、自信ありげで、どこかふてぶてしく見えたことなどから、街の人気者になっていた。

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銅像は、そんな彼女を偲んで、いつも座っていた場所に地域猫と人との共生に取り組んできた「アナトリア猫プロジェクト」のボランティアの人々らが設置したものだった。亡くなって約2カ月が経った10月4日、お披露目式には地元のメディア関係者も詰めかけた。

アクソイさんは銅像が完成した時点でのハフポスト日本版の取材に「日本のハチ公に着想を得て銅像設置を思いついた」と語り、「思い出はすぐに消えてしまう。私は彼女の思い出がフェードアウトしてしまうのを止めたかった。多くの人が足を止めて見てくれることを期待しています」と喜んでいた。

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