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「反トランプ」でニューバランスのスニーカーを燃やす人が続出 なぜ?

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Twitter / kiemzi
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アメリカ大統領選で共和党のドナルド・トランプ氏が勝利したことを受けて、「反トランプ」を掲げる人たちが、ニューバランスのスニーカーをゴミ箱に捨てたり、燃やしたりする動画・画像を、ネットに投稿している。ニューバランスの広報担当者が、トランプ氏の選出を歓迎するような発言をしたことが発端だ。11月10日、CBSニュースなどが報じた。

ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のサラ・ジャーマノ記者によると、ニューバランスの広報担当者は9日、トランプ氏の勝利について次のようにコメントした。

「ニューバランス:オバマ政権は、私たちの意見に耳を貸さなかった。率直に言えば、大統領に選ばれたトランプ氏によって、物事は正しい方向に向かうことになると私たちは感じている」

ジャーマノ記者は、環太平洋経済連携協定(TPP)の観点から、ニューバランスはトランプ氏を支持する最初の企業になるかもしれないと解説した。というのも、ニューバランスはこれまで、TPPに反対していたからだ。

WSJの5月の記事によると、ナイキとニューバランスとでは、TPPに対する見解が異なる。TPPによって、海外からアメリカ国内への履物の輸出にかかる関税が変わるかもしれないというのがその理由だ。

例えば、TPP交渉に参加しているベトナムからアメリカに履物を輸出するには10%の高い関税がかかる。海外で多くの製品を生産するナイキは、TPP交渉で関税の引き下げを訴えTPPに賛成するが、アメリカ国内に生産拠点を維持しているニューバランスは、海外製品の関税を下げる必要はないとし、TPPに反対していたのだった。

ジャーマノ氏のツイートが拡散すると、ニューバランスがトランプ氏を支持する企業だと考えた人たちが、同社のスニーカーを捨てるなどの動画を、TwitterやInstagramなどに投稿した。


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【参考記事】オバマ大統領、TPP推進派のナイキ本社で演説