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梅干しの盗難相次ぐ たるが数百個単位で盗まれる

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梅干しの盗難相次ぐ 不作・悪天候を乗り越えたのに…

 和歌山県みなべ町芝の梅農家の倉庫から、南高梅(なんこううめ)の梅干しが入ったたる(約10キロ)が約300個なくなっていることが分かり、同町内の農家の男性(62)が田辺署に届け出た。同署が窃盗事件として調べている。

 男性によると、18日午前7時半ごろ、倉庫の鍵が壊され、保管していたたるの一部がなくなったことに気がついた。なくなったうちの半分以上は、高値がつく「A級」のもので、同日には出荷予定だったという。被害総額は約200万円ほどとみられ、男性は「元々不作で、それに加えてひょう被害もあって例年よりも梅の値段が高い。梅干しは一から労力をかけて作った物。本当に腹立たしい」。

 また10月中旬ごろには、近くにある別の農家の男性(52)が所有する倉庫でも被害があったこともわかった。この男性によると、倉庫の鍵を壊され、倉庫から梅干し入りのたるが約200個なくなったという。男性は「一年中何らかの作業をして梅干しはできる。梅干しがなければ、生活していけない」と悔しさをにじませた。

 9月には隣接する田辺市でも梅干しが入ったたる約200個が盗まれる被害が発生している。(金子和史)

(朝日新聞デジタル 2016年11月21日 05時51分)
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(朝日新聞社提供)

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