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ブルカ禁止法案がオランダ下院で可決 ヨーロッパで規制広がる背景は

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アフガニスタンなどでイスラム教徒の女性がまとう、ブルカと呼ばれる体を覆う衣装がオランダでも規制される見込みとなった。イスラム教過激派によるテロが相次ぐヨーロッパ諸国では治安上の理由から、フランスやベルギーがブルカの着用を規制していたが、オランダも続くことになった。

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アフガニスタンの首都カブールでブルカを着用する女性(左)

英紙テレグラフによると、オランダ下院は11月28日、政府の建物、学校、病院などの公共の場所で顔全体を覆うブルカを禁止する法案を賛成多数で可決した。賛成したのは、150人の議員中132人。上院でも可決されれば法案が成立し、違反者には405ユーロ(約5万円)の罰金が科せられることになる。

この法案は「誰でも自分の好きな服装をする権利がある」とした上で、「この自由は社会的なサービスや治安のためなどに、人々を識別するために必要なときには制限される」と言及している

インディペンデントによると、マルク・ルッテ首相は「法案にはいかなる宗教的な背景もない」と説明したが、2017年3月の総選挙に向けて、反イスラム教徒の票を確保するために迎合したと批判する声も出ている。