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コロンビア墜落、サポーターがスタジアムに集まり犠牲者悼む 71人死亡

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FANS OF CHAPECOENSE
スタジアムに集まるサポーター Brazil, November 29, 2016. REUTERS/Paulo Whitaker | Paulo Whitaker / Reuters
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ブラジル南部のサッカーチーム「シャペコエンセ」の選手ら77人を乗せたボリビア・ラミア航空のチャーター機が11月28日夜(現地時間)にコロンビアの山中に墜落した事故について、AP通信は選手3人を含む6人の生存者が確認され、残りの乗員乗客は死亡したと伝えた。

チームの本拠地、アレナコンダスタジアム(Arena Conda stadium)には29日(現地)、サポーターや搭乗していなかったチームの選手や関係者が集結、お互いが抱き合い肩を寄せ合って、亡くなった選手たちを追悼し支え合った。

「シャペコエンセ」が出場予定で、国際大会スダメリカーナ杯の決勝が行われる予定だったコロンビアのスタジアムでは、30日(現地)、追悼のために白いロウソクを灯す行事が予定されている。

AP通信によると、生存している選手は、アラン・ルシェウ(DF)、エリオ・エルミート・サンピエル・ネト(DF)、ジャクソン・フォルマン(GK)で、3人とも重傷。アランは脊椎骨折で最も深刻な状態にあり、手術を受けた。ジャクソンは、治療のために右足の切断手術を受けたという。

生存者の残り3人のうち、1人は同乗していたジャーナリスト、2人は乗務員だった。

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コロンビアで病院に搬送される生存者の1人、アラン・ルシェウ選手

墜落現場はアンデス山脈の山中。コロンビアの航空当局によると、チャーター機は28日午後10時前に緊急事態を宣言し、通信が絶たれた。飛行データを記録したブラックボックスは、機体から回収されて墜落原因などの分析が進んでいる。

墜落の原因について、航空当局は当初、電気故障に見舞われたとしていたが、その後墜落時には大雨だったことがわかった。また、生き残った客室乗務員が救助者に「着陸前に燃料切れした」と伝えたとの情報もあり、当局はその可能性も排除できないとしている。

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事故現場で救助活動を行うレスキュー隊 撮影日:2016年11月29日

シャペコエンセは1973年に設立されたチーム。今回の国際大会スダメリカーナ杯で、初めての決勝進出を果たしていた。チーム本拠地のシャペコはリオ・デ・ジャネイロから約1300km南に位置する、人口わずか20万人の都市。スポニチによると、2014年にブラジルの1部リーグに35年ぶりに復帰した地方の小クラブで、奇跡の快進撃でビッグタイトル獲得を目前にしていた。

コパ・スダメリカーナで、決勝を争う予定だった相手チームはコロンビアの名門クラブ「アトレチコ・ナシオナル」。勝者は南米代表としてスルガ銀行チャンピオンシップの出場権を獲得し、ルヴァン杯王者のJリーグ、浦和レッズと2017年に対戦が予定されていた。アトレチコ・ナシオナルは、シャペコエンセを大会優勝チームとするようにと南米連盟に対して依頼したと発表している。

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コロンビア墜落事故
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