成宮寛貴が引退を発表 薬物使用疑惑報じられ「セクシャリティな部分もクローズアップされた」

「本当にごめんなさい。そして、ありがとうございました」と直筆FAXで発表した。

俳優の成宮寛貴さん(34)の所属事務所「トップコート」は、12月9日、芸能界から引退することを発表した。週刊誌で違法薬物の使用疑惑が報じられていた

成宮さんは直筆コメントをFAXでマスコミ各社に送信。事務所は「本人からの突然の申し入れに驚き、本人と何度も話し合いの機会を持ちましたが、本人の決意が非常に固かった」と説明している。一方で、ハフィントンポストの取材に対し、9日、事務所の担当者は「尿検査を実施したが薬物反応は出なかった」として、薬物使用については改めて否定している。

成宮さんはFAXで「絶対に知られたくないセクシャリティな部分もクローズアップされた」「今後これ以上自分のプライバシーが人の悪意により世間に暴露され続けると思うと、自分にはもう耐えられそうにありません。今すぐこの芸能界から消えてなくなりたい」と綴っている。

所属事務所「トップコート」のFAX

2日に発売された週刊誌『FRIDAY』は「成宮寛貴『コカイン吸引』疑惑の現場写真!」との見出しで、成宮さんがコカインなど数種類の薬物を入手・使用していると報じた。成宮さんの知人の証言として、11月9日未明、都内の自宅で成宮さんがコカインを吸引したり、大麻やケタミンという麻薬を使用したとの内容を掲載。さらに、成宮さんとみられるTシャツ姿の男性が室内でテーブルの上の白い粉が広げられたシートに手を伸ばしているような写真も掲載されていた。

事務所は同日、「記事は事実無根。断固として抗議する」として報道を否定。成宮さんも「非常に憤りを感じます。薬物を使用したことは一切ございません」と反論した。

成宮さんは東京都生まれ。2000年に舞台「滅びかけた人類、その愛の本質とは…」でデビュー。02年に高視聴率をマークした日本テレビ系連続ドラマ『ごくせん』に生徒役で出演。テレビ朝日の人気シリーズ「相棒」では12年のシーズン11から13まで主人公の相棒役を演じた。

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成宮寛貴さん 画像集

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